函館アカシヤ会3月会報より②:小樽親の会・鈴木さんの寄稿②

  函館の会に参加するようになって、一番の驚きは毎月の例会に必ず新しい親たちが参加してくることだ。子どもの場合、小児科医やスクールカウンセラー、学校から親の会の案内されたり、スクールカウンセラーと共に親が参加する例もあった。成人したひきこもりや就労困難な場合、就労支援機関や相談機関、精神科クリニック、また職場の関係者から教えられて参加した等々。
  これはひきこもりや不登校に困った人たちが、函館地域にある情報網やネットワークにキャッチされて利用したことになる。情報網やネットワークがあっても機能しない地域も多くある中で、官も民も連携して函館地域全域にネットワークが張られ、機能している証拠だと思う。長く親の会やっているが、こんな街はどこにもないと断言できる。ここまで行き届いているのだから大いに活用すべきだと思う。
  会を構成している人たちが、会を絶やさず例会を開いてきた情熱と、休みなく続けてくることは奇跡に近い努力だと思う。今までの経験から、例会に休まず参加する親御さんの方が子どもに変化が起きやすく改善される率は高い。
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登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会・3月会報より①:小樽親の会・鈴木さんのリポート①

  今年最初の1月15日例会は18名もの方に参加いただき、お子さんが小学生と中学生以上の2グループに分かれて話し合いました。
  2月19日の例会は13名が参加、「日常生活の悩み」と「進路の悩み」についての2グループに分かれて話し合いました。
 とりあえず「学校は休ませた方が良い」と思い至った親も、進路選択については心が揺れ、特にこの時期は辛いですよね。でも、やはり進路は子ども自身が決めないと長続きしません。進路に関する情報を集めることは大切ですが、焦って子どもに選択を迫るのは避けたいものです。
【函館アカシヤ会に参加して:小樽親の会・鈴木佑子】
 小樽で平成9年に親の会を始めてから、間もなく道内の主要な親の会を知ることになって、百万の味方を得た想いがしたものだ。その中でも、アカシヤ会の活動は憧れの眼差しで見続けてきた。遠距離のため参加は数えるくらいだが、送られてくる会報やたくさんの資料から学ぶことが多かった。
  野村さんはじめ小林恵美子さん(初代代表)やアカシヤ会を構成する人たちが一丸になって、苦しむ親や子どもに向き合っている姿は会報の中から読み取れた。
  小樽の会を立ち上げた当初から、親の会が一日も早く必要がなくなり、自然消滅することを願ってきたが、20年近くたった今もそうならなかった。再び増加しているのではないかと思うほど、悩む親たちの声が届いてくる。
  10年、20年で世代交代するように親たちも変わっていき、不登校やひきこもりの初歩の受け止め方が分からない親が複数参加してくる。

道南ひきこもり家族交流会3月会報より④:親と本人の食い違い・続

一方、子どもの方は・・と考えてみました。当事者のお話を聞いても、日常的なことをしないということが、日々の苦悩の大部分を占めているようには感じられません。むしろこれから先の自分を考えたとき、家事手伝い・身体の衛生・部屋の掃除などは、考えなければならないことの対象になっていないようです。
 小さい頃から家事は母親の役割であり、手伝うことはあってもやらなければならない仕事ではなかったはずです。大きくなっても、忙しかったり体調が悪ければ、当然のように母親がやってくれます。今は便利な世の中になり、家事一般ができなくても暮らしていけるようにもなりました。ゴミが溜まったり体が不衛生でも、それが原因で死ぬわけでもありません。
 子どもが社会と関わっていくために重視することは、「自分の身の回りのことから」ではないようです。「家族以外と関われるか」、「学びなおす機会や資金があるか」、「家から出る第一歩をどこに求めればいいのか」、「家以外に居場所を見つけても行ける体力・気力があるのか」・・こんな思いが渦巻いているように感じます。
  こうした孤立感や先の見えない不安感のため、精神病的な症状が表れてくる場合も多々あります。この双方の視点の違いをまず母親が理解し、受け入れることが大切だと思っています。日常生活の細々したことはできなくても、代行できるものがたくさんある世の中になりました。子どもにしても、いざとなったらやるしかなく、やりはじめればなんとかなります。
  家事全般を振り返ってみても、私たち母親は初めから熟練していたわけではありません。いざとなったらできるはずと子どもを信じ、家族みんなが安心して暮らせるのが一番と、考えを切り替えてみませんか。そうすれば、母にも子にも、こころの余裕が生まれてくると思います。
 

道南ひきこもり家族交流会3月会報より③:親と本人の食い違い

【母親の視点・子どもの視点】 
  子どもがひきこもり、一日中その生活を目にしていると、母親として気がかりなことが次々と出てきます。今までの人生の中で何かにつまずき、悩み、苦しみ、ひきこもっているのはわかってはいるけれど、「このままでいいのだろうか・・」という思いが頭から離れません。その思いは母も子も、同じだと思います。
  では、どうなればいいのかが、母と子とでは大きく異なっているように思えます。私も母親の一人として、社会との関わりは無理でも、自分の身の回りのことくらいはできるようにと思いました。
 それには、様々な理由がつきます。「親が倒れたり亡くなったりしたらどうするの」とか、「もう○○歳になるんだからせめてこれくらいは・・」とか、「体を清潔にしなければ病気になる」とか、「家で自由にさせているのだから自分の食事の後始末くらいしてほしい・・」などなど。
  こうした日常生活の細々したことを普通にできるようになるのが第一歩と考え、重視するのがほとんどの母親の視点のように思います。我が子が、やるのが当たり前と思える日常的なことをしないのは、いらだちやストレスとなって母親の心身にのしかかってきます。

道南ひきこもり家族交流会3月会報より②:お風呂に入れない!体験記・続

  2007年又、引っ越す事になりましたが、其の時は、過去其の時々のお風呂の時と比べて入りやすかったので楽には入れました。移った先で約1年間住みましたが、又引っ越す事になり、其の時も楽に入れました。
 その後は人と会う機会が増えましたが、会う時だけお風呂に入るようにしましたが、お風呂に入る事に慣れたのか、お風呂に入りやすくなれました。時間が掛かるけど、回復する原因があれば、又、お風呂に入れる状況まで回復できるんじゃないかと思いました。

※とても貴重な体験談をありがとうございます。ひきこもりが長くなると、周囲からはその人の時間 が止まってしまったように見えますが、この方は自分の辿ってきた道のりを、とてもはっきり覚え ていることに感心しました。ひきこもり者は決して立ち止まっている訳ではないのですね。また、本人 が必要と感じることが大事で、本人に代わって周りが何とかしようとしても上手くいかないことを、あら ためて学ぶことができましした。
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Author:野村俊幸
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