茂木健一郎さん講演の感想(次女より)③

  なので、私が親として子どもたちに出来ることは、「めいっぱいの愛情を注いで自己肯定感を育む」「家庭を何があっても大丈夫な安全基地(居場所)として保つ」「最低限の家事力(自分のことは自分で)を伝える」「本人のやりたいがあれば応援する(少なくとも邪魔はしない)」「なにより、自分自身が楽しい人生を送る」なのかな~と、思いました。言うが易しだけど、まぁ心構えとしてね。
  ちなみに、茂木さん、10代の子たちに向けた別の動画で、まずは「自分のオタクや一般的にはヘンとされるところも丸ごと受け入れなさい。それだけでストレスがなくなってずいぶん生きやすくなるから」と話してました。
  ご本人も学生のころの通信簿、教科はバッチリだけど、生活態度の評価が低かったんだって。大人しくしてるのが苦手で、「一人学級崩壊」との異名を取っていたそうな。
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茂木健一郎さん講演の感想(次女より)②

  で、私としては子ども達には「魚を与えるのではなく魚の採り方を身につけてほしい」と思っていて、別に学力にこだわってるわけではないのです。ただ、こんだけ社会変化のスピードが速い中だと、いま茂木さんが話している「探求力」も、いま2歳の末っ子が社会に出る頃には求められていないかもしれないよね。
  じゃあ、いつの時代も求められる能力ってなんだろうな、と考えてみました。茂木さんは、有名人や何かを成し遂げた人を例に挙げて「ほら、学校という経路をパスして、偏差値という物差しで測られなくても、こんなにすごいことができるんだよ」と示してくれています。ただ、これは、逆説的に「人生の比較的速い段階で何かを為さなければ、意味がない」という考え方につながりかねないよね。
  でも、現実の社会ではそういう人たち以外、社会の一歯車として「普通」の人生を歩み、普通に子供を産んだり産まなかったりして、死んでいく人が大多数だし、その人生が本人にとって幸せならそれでいいんじゃないかなって思います。社会的成功を手に入れて、喝采を浴びても、本人が満たされなければ何の意味もないわけで。

茂木健一郎さん講演会の感想(次女より)①

  今年の「登校拒否を考える全国大会」での茂木さんの講演はYoutubeでアップされ聞くことができます。(https://youtu.be/7YpOp6YsPAg 『学びのベストプラクティス』) 
  これを聞いた私の次女(33歳、小学4年生から中学を卒業するまで不登校)が、次のような感想メールを送ってきました。親バカですが(^_^;)、なかなかポイントを突いていると思いますのでご紹介します。
  また、大会二日目・8月27日の分科会で、私は「不登校支援の在り方」のコーディネーターを務めさせていただきました。様々な分野から予想の倍の27名もの方に参加いただき、具体的な悩みから各地の取り組みまで、たくさんの大事なお話をうかがうことができ、とても勉強になりました。

【茂木さんの講演を聞いた次女からのメール】
 どもども!紹介してもらった茂木さんの講演会音声、通勤や、お料理の時間で聴きました。いやー、面白いね。フリースクールの制度的な問題について具体的な解決策を示してるわけではないんだけど、「あの有名な茂木さんが、私たちのしてることを全肯定してる!」って、聞いていた関係者の人たちは勇気をもらったんではないでしょうか。
 きっと、フリースクールを取り巻く環境や制度の解決策については、奥地さんの講演や別途分科会などであれこれ情報交換や検討がなされたでしょうから、茂木さんは記念講演として素晴らしいものだったと思います。
 偏差値や入試は学校側(きっと突き詰めれば国側の)都合ってのもその通りなんだろうな。人工知能が目覚ましい発展を遂げる今、これから求められるのは学力ではなく探求力というのも、頷けました。余談ですが私はこの能力、不登校中のゲーム攻略本の読み込みや、ネットでの攻略情報収集で大いに鍛えられたと思います。

登校拒否を考える夏の全国大会報告

  8月26・27日、早稲田大学戸山キャンパスを会場に開催された今年の大会は、のべ参加者が663名と大盛況でした。一日目の奥地圭子さんの基調講演は『そろそろ「不」登校からの解放を』というテーマで、教育機会確保法や昨年9月の文科省通知も生かし、安心して学校を休めることを基盤に、学校以外で育つことを制度としても社会の中に根付かせていく取り組みが必要と、これからの運動の方向を提起しました。
  これに関連し、東京シューレが出版したばかりの「教育機会確保法の誕生~子どもが安心して学び育つ」(¥1800+税)を大会で購入し、帰路の車中で読みましたが、とても大事な内容が満載です。私は特に、関係者の寄稿の中にあった15歳の竹島乃愛さんの「不登校を経験してフリースクールを選んだ私から」に心が震えました。是非多くの方に読んでいただきたいと思いました
  また、茂木健一郎さんの記念講演「脳科学者が語る不登校」は、「学校に行く必要はないんじゃないですかね」で始まり、ステージを縦横無尽に動き回るアクティブな講演はとても刺激的で、爆笑の連続でしたが、「教育とは何か」「何のため、誰のための教育なのか」を深く考えさせる内容で、大きな感動を呼びました。 

登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会例会の概況(7月~10月)

  7月16日の例会は12名(初参加1名)で、小中学生と高校年代上のググループに6名づつ分かれ、話し合いました。後者のグループに、中学時代に不登校になり、頑張って受験を突破して高校に進学したが、そこでエネルギーを使い果たして通えなくなり、今年度から定時制に再チャレンジしている青年が参加し、貴重な体験談を語ってくれました!
  8月20日の例会は16名が参加、嬉しいことに現役の先生が3名も参加してくださいました!「発達障がい」と「進路問題」の2グループに分かれ、有意義な話し合いになりました。
  9月17日の例会は13名といつもより少な目でしたが、初参加の方が6名もおいでになり、会の必要性をあらためて実感しました。今回は小学生・中学1年生とそれ以上の年齢の2グループでじっくり語り合いました。
  10月15日の例会も13名が参加、「発達障害」が主なテーマとそれ以外の2グループに分かれ、内容の濃い話し合いになりました。今回は中学不登校と高校中退を経験し、今は定時制高校で頑張っている青年が参加して体験を詳しく語ってくれました。親御さんたちにとって、とても参考になり、大きな励みになった有意義な例会でした!

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