新フリスペのスタート

 たいへん残念ですが、「フリースペース自由高原」は4月いっぱいで活動を休止することとなりました。「自由高原」は函館地域における数少ない不登校の子どの居場所として1999年にスタートし、これまで大きな役割を果たしてきましたが、参加者の利用料と賛助会費により運営する綱渡り状態が続いてきました。
 しかし、近年利用者が減少して毎年赤字が生ずる事態が続き、ボランティアスタッフの安定的な確保も厳しい状態のため、関係者の皆さまにはご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、無理な運営を続けて消滅のやむなきに至るよりもいったん休止し、当面は次のような形で自由高原スタッフ有志が「新フリスペ」を運営しすることになりました。
 ささやかではありますが、不登校やひきこもり気味の子どもたちにとって心安らぐ居場所のひとつになればと考えておりますので、関心をお持ちの皆さまへご紹介いただければ幸いです。

          【「新フリスペ」の開設について】
(1)開催日時
   6月1日(火)から毎週火曜日、午前11時~午後2時
(2)開催場所・活動内容 
  ① 函館市地域交流まちづくりセンター(末広町・旧丸井デパート)
  ② 3階オープンスペースに集合し、一緒にお昼ごはんを食べ、何かをして遊ぶ程度の気軽な活動です。
    観光スポットもたくさんありますので、散策に出かけるかもしれません。
    気のおけない集いの場になればいいなあと思っています。
(3)参加費
   無料ですが、昼食や活動に係る経費(施設見学の入館料など)は実費を負担していただきます。
(4)連絡先など
   事前申込みは不要ですが、活動内容の問い合わせなどは野村携帯(090-6261-6984)へお願いします。
   センターで活動することは了承を得ていますが、センターを集合場所に利用した自主的な集いですので、
   内容等をセンターに問い合わせてもセンターではお答えできません。
   また、活動で外出する場合もありますので、遅れて参加を希望する場合は
   お手数ですが野村携帯へご連絡ください。
スポンサーサイト

学校は誰にためにあるのか?

引き続き「アカシヤ会」の例会での話題です。

 小学校5年の夏休み明けから不登校になり、はじめは「どうして!!」と悩んだり、周りの親族からも「甘やかしてはダメ」と責められて苦しかったけど、アカシヤ会に参加していろんな体験を聞くうちに、「行かないのもOK」と思えるようになって自分の気持ちが変わったら、子どもの表情が明るくなり、元気になっていったそうです。
 6年生では、本人の行きたいときだけ通学できるよう学校も協力してくれて、3学期は毎日登校し卒業式にも出席、この4月に中学校に通っていますが、お母さんは「また行かなくなっても良い」と考えて見守りたい」とお話しています。親がこのように余裕を持つと、子どもも元気になるんですね。

 中学でいじめがあり不登校に。相談室登校をしたのですが、「教室に来てほしい」という思いが強い担任とのやりn>取りに消耗したというお母さんの話もありました。卒業式間近のとき、進学先も決まっていたのに、校長先生から「登校しないと留年や除籍もありうる」と言わました。学校の対応はどうしてこうも違うのでしょうね。お母さんもお子さんも「義務教育」から解放されて、本当にホッとしたそうです。今はは高校2年生になり、元気に通学しています。
 参加していた現職の先生が「いったい学校は何のため、誰のためにあるのか、教師は真剣に考える必要があるし、社会全体でもしっかり議論すべき時期にきている」とお話していましたが、本当にそう思います。

学校へ行かなくても勉強はなんとか…

文字色文字色文字色 前回に続き、最近のアカシヤ会例会での話題から。
 朝になると腹が痛いと言い出すお子さん。休ませると間もなく治まるので、お母さんも「学校で何か辛いことがあるんだろうから」と理解し、無理に登校させてはいません。以前に比べ、このように気持ちを早く切り替えることができる親御さんが多くなってきたように思います。子どもの不登校を受け入れるのに4~5年もかかった編集子に比べますと皆さん本当に早くなり、素晴らしいと思います(汗)。
 でも、「学校に行かなくてもいいけど、勉強はしてほしい」と思うそうです。親としてはもっともな気持ちですが、まず大半のお子さんは勉強しませんお子さんにとっては「学校=勉強」ですから、一番「学校の匂い」がする勉強から遠ざかりたいのは自然な気持ちです。編集子の次女が小学生のとき、4月に学校から届けられた教科書は段ボールに入ったまま手つかずでした。このエピソードを紹介しましたら、ある母さんがすかさす「今、うちの子も同じです!」とお話されました。いやあ~、わが家だけじゃなかったことが分かり、安心しました(*^_^*)

テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

生きていてくれれば

 6月にユニバーサル上映映画祭、山下英三郎さん講演会(函館・札幌)など大きなイベントが控え、その準備などでバタバタが続いて、なかなかブログを更新できませんでした。いろんな活動のお手伝いをしていますが、私にとって一番基本になり、たくさんのことを学ばせてもらうのが月例会です。アカシヤ会の参加者はほとんどがお母さんで、お父さんの影が薄いのは残念ですが、ここで出される話や意見は実体験に基づくものばかりなので、本当に説得力があります。最近、こんな話が出ました。
 高校でお子さんが不登校になったお母さん。それまでお子さんは「順調」に進んできて、学校や周文字色りからも「優秀で良いお子さん」と評価されていたので、まさに青天の霹靂!!子どもに随分ときつくあたったり自分を責めたりしてけれど、親子関係はひどくなるばかり…。
 でも一番辛いのは、親に理解してもらえない子どもであり、学校に行けないことで自分を「情けない」と思っている子どもであることに気がつき、「いろんな道がある。子どもが生きていてくれれば良い」と思えるようになってから気持ちが吹っ切れました。そして、子どものことばかりあれこれ考えるのはよそうと思い、一度辞めた仕事に復帰し、フィットネスなど以前からやりたいと思っていたことを始めたら、子どもとの関係はよくなっていったそうです。「親は親、子どもは子ども」という、ある種の割り切りも必要なんですね。「親子の距離感」ということが例会でいつも話題になりますが、このお話も大いに参考になると思いました。

テーマ : 不登校
ジャンル : 学校・教育

子どもの気になる行動にどう対処するか

 前回に引き続き、ひきこもり家族交流会の例会でよく出されるご家族の不安について報告します。
 「被害的な言動が目立ち気になる」「強迫的な行動にどう対処したらよいか」…これもしばしば出されるテーマです。「親から見て変だ」と思うことでも、「本人とっては意味のあること」で「そうせざるをえない」状態なのだとまずは理解してあげることからスタートし、そのことによる苦しみを少しでも軽くするために、親として何か手を貸すことできないだろうかという気持ちで子どもと向き合うことが大切だと思います。
 「変だ」という<こちら側の感覚>で接すると、相手は必ずそれを感じ取ります。もちろん、精神疾患による場合もありますので専門医の診断も検討した方がよいでしょうが、それはあくまで本人の苦しさ軽くするための「お手伝い」であり、こちら側の「変だ」という不安感を解消するためではないことを相手に理解してもらう必要があると思います。どうしても不安であれば親が専門医に相談し、子どもとの関わり方のアドバイスを受けてはいかがでしょうか。

テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

ユニバーサル上映映画祭のお知らせ

「障害を持っている人も健常な人も一緒に、みんなで映画を楽しもう!」というイベントが
下記のとおり開催され、「ひきこもり」をテーマにした「アンダンテ~稲の旋律」が上映されます。
私も実行委員として参加し、トークコーナーをお手伝いすることになりました。

第5回北海道ユニバーサル上映映画際 七飯上映会
□と き  6月5日(土) 第1回上映 13:30~15:20
                 <トーク> 15:30~16:30
                第2回上映 17:30~19:20
       6月6日(日 第3回上映 14:30~16:20
                 <トーク>16:30~17:30
□ところ 七飯町文化センター(七飯町役場駐車場となり)
□上映作品 「アンダンテ~稲の旋律」   
    音楽の道を歩む主人公が、音楽社会の激しい競争に自信をなくし、登校拒否からひきこもり
    へと追いつめられるが、農業との関わりを通して自分を取り戻していく…
    「アンダンテ」は音楽用語で「歩く速度で、ゆっくりと」を意味し、原作者の旭爪あかねは
    自らのひきこもり生活の体験を主人公に反映させている。
    主演はミュージカルで活躍する新妻聖子、手を差し伸べる農業家に筧利夫、その他、秋本奈緒美、
    村野武範、宇都宮雅代、中条きよし、松方弘樹など豪華キャスト、監督は新鋭・金田敬。
□関連企画1<トーク>  ひきこもり当事者会の吉川真倫さんが自身の体験を語ります
                   対談者:「わが子が不登校で教えてくれたこと」著者・野村俊幸
  関連企画2<トーク>  シネマカフェ、関連資料の展示、産直野菜の販売、書籍販売など
ユニバーサル環境の用意   日本語字幕、音声ガイド、要約筆記、車椅子席、手話通訳
                     ミュージックサイン、補聴補助システム(磁気ループ)席、託児所 
  
□料金 一般:1200円(当日1500円) 小中高校生:500円(当日も)
      チケット販売:松柏堂プレイガイド、七飯町文化センター、はこだて音楽鑑賞協会
□共催 北海道ユニバーサル上映映画祭実行委員会(代表 島 信一郎) 
      七飯町 北海道社会福祉協議会渡島地区事務所
□問い合わせ ピースシアターin七飯・板谷(0138-65-0985)

テーマ : 研修会・講習会・イベント
ジャンル : 福祉・ボランティア

ひきこもり家族会より

 毎月開催される道南ひきこもり家族交流会「あさがお」では、家族や当事者同士の話し合いから、たくさんの手がかりを得ることができます。
 例えば「子どもが病気で退職して自信をなくし、一歩を踏み出せないでいる。親として背中を押してあげるのがいいか、見守るだけでいいのか」…これは、当会が始まって以来の永遠のテーマです。
 もちろん、お子さんの状況によっては「ちょっと背中を押す」ことで事態が好転する場合もあるかもしれません。しかし、「今のままでは困るので何とかしなければ」という気持ちでお子さんに働きかけをするのは、お子さんにとっては「今の自分を否定された」ことになり、自信を失っている当人にとっては、さらに自信を無くしていくことにつながる恐れもあります。「見守る」といっても、「しょうがない」という気持ちで見守るのと、「必要な時間なのだ」という意識で見守るのとでは、見守られる方の受け止め方は大きく違ってくると思うのです。

テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

野村俊幸

Author:野村俊幸
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR