2月の引きこもり家族交流会より・その2

 長くひきこもっている人が劇的に変化して動き出すという話もあまり聞いたことがありません。そそれこそ薄皮を剥ぐように、あるいは行ったり来たりしながら少しずつ変化を積み重ねていく時間が必要だと思います。その変化をキャッチできたら、そのことを素直に喜び、そんな親の気持ちをお子さんに伝え、お子さんが自分を肯定できるよう、お子さんに寄り添うことが大切なのだと思います。
 親は欲張りなものですから、子どもに少し変化が出ると、すぐ次の行動を期待します。例えば、子どもが趣味の活動を始めると「それができるなら働けるはずだ」と思ってしまうというのもよくあるパターンです。あるご家庭では、お子さんがバンド活動に参加して元気になってきたそうです。親御さんも当初は「そんなことで食べていけないだろう」という思いがありましたが、今は「それがこの子にとって自分を取り戻す大切な機会なのだろう」と理解し、親御さんもライブを観に行くなどしてお子さんとのコミュニケーションが回復してきたそうです。
 親が描く目標やゴールから子どもの現状を評価するのではなく、その現状が子どもにとって必要なプロセスであり、「今、そのこと」の価値をしっかり認めることが大切なのだと思います。
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2月のひきこもり家族交流会より

 2月9日の「あさがお」例会は、家族・当事者22名、サポーター4名の26名とたくさんの方が参加、今回も「新聞を見て」という初参加の方がおいでで、活動の広がりを実感しています。参加者が多いので、お一人おひとりがゆっくり話できるよう、今回はお子さんの年齢が概ね30歳以上とそれ以下の2グループに分かれて話し合いを行いました。
 当事者のお子さんの歩みは様々ですが、退職後14年間仕事に就くことができず、ひきこもり気味だった方が、若者サポステに相談に出向いたことをきっかけに、1か月前から遠方の牧場に体験就労に出かけているそうです。サポステのことは親御さんから本人に伝えましたが、是非とも行くように説得したわけではないそうですし、サポステもそのような情報は提供しましたが、そこに行くように説得したわけではありません。きっと本人の気持ちの中で「何か」」が動きはじめていて、それに親御さんの声掛けやサポステの情報提供がタイミングよくマッチしたのではないでしょうか。
 「こちらの仕組んだシナリオ通りに行くことはほとんどない」ことを自覚したうえで本人に声をかけるのと、「こうすればこうなるはず」というこちらの思惑がオーラのように発している状態で声をかけるのとでは、伝える内容は同じであっても、受け取り方は全然違うのではないでしょうか。
 不登校の場合も、親に「学校オーラ」が立ち込めている間は、子どもが心を開くことはまずありえないのと同様、こちらに「働いてほしいオーラ」が立ち込めていると、お子さんはかえって動き出しにくくなったり、とりあえず親の顔を立てて職安通いはしても、具体的な求職活動に結びつかない場合が多いように感じています。

講演会報告(2月・その2)

 2月14日(月)、八雲町野田生・東野地区青少年健全育成会講演会にお招きいただき、「子育てと教育に生かす社会福祉の視点~わが家の不登校体験を通して」というテーマでお話しいただくました。夜7時からという時間帯にもかかわらず、会場の東野小学校には40名近い先生方や地域の保護者の皆さんが参加し、健全育成という私には不似合な集いでしたが(^_^;)、皆さんとても関心をお持ちで、熱心に聞いてくださいました。
 2月19日(土)は午後2時から湯の川観光ホテルで、北海道母子寡婦福祉連合会・平成22年度4ブロック研修会道南地区開催にお招きいただきました。渡島・桧山・胆振・日高から120名の母子寡婦の皆さんが参加され、「不登校・ひきこもりに学ぶ子育て~終着駅は始発駅」といテーマで講演をさせていただきました。質疑討論でもたくさんの質問や意見が出され、とても内容の濃い研修になりましたが、今回初めて「終着駅は始発駅」をカラオケ付きで歌わせていただき、忘れらない講演会となりました!(^^)!

関連書籍紹介③

『不登校という生き方~教育の多様性と子どもの権利』 
     著者:奥地圭子  発行:NHKブックス  価格:920円+税 
 不登校理解の決定版とも言える一冊です。奥地さんは、学校の教師の教師をされているとき、3人のお子さんが不登校になります。「教師失格ではないか」と悩んだり、子どもを無理矢理学校に戻そうとして追いつめてしまうとう苦い体験を通して、子どもの不登校を受けとめるようになり、今の学校という枠組み以外にも、子どもが成長する場が必要ではないかということで、子どもたちと一緒に居場所づくりをはじめます。それが、最近あちこちで取り組みが進められているフリースクールやフリースペースの先駆けとなった東京シューレです。日本における不登校相談・支援活動のパイオニアであり、第一人者です。ご自身の具体的体験にふまえ、不登校の歴史や社会的背景、現在の学校教育システムが抱える問題、そして「不登校という生き方」が切りひらく新たな可能性を論証しています。

『いま、「学校」から子どもを守るために親ができること』  著者:戸田忠雄 発行:講談社    
                             価格:15000円+税   
 私は、不登校について語るとき「学校悪者論」に陥らないよう心がけているつもりですが、不登校がこれだけ増え続けてきた背景に、現在の学校教育システムの「制度疲労」があることは確かだと思い、その旨を拙書でもふれたました。これは「犯人捜し」ということではなく、教育改革を考える手がかりにしてほしいということで書いたもので、現在の学校教育の現状や制度が抱える問題を検討することは大切だと思います。
 本書は、題名がいささかカゲキなので紹介をためらったのですが、内容はとても示唆に富むものです。何よりも、著者は長野県で私立・公立高校の教師と学校長を長年務めた方で、学校現場の実践をふまえ、しかも「本書は徹底して子どもと親の立場と利害に立っております」と明言し、「学校内、教室内には先生と子どもしかいないのですから、学校や学級が崩壊しているとすれば、子どもだけではなく先生にも責任があることはいうまでもありません。しかも、学校や教室の秩序を管理しているのは大人の先生たちですから、教師の側の責任が大きいと考えるのが普通ではないでしょうか」と述べています。しかし同時に「学校をよくするのも悪くするのもみなさんしだいなのです。けっして《お上》の教育改革ではありません」と述べ、親が子どもを学校に「丸投げ」しないよう戒めています。本書が単なる学校批判に終わらない所以です。

 『学校を捨ててみよう!~子どもの脳は疲れはてている』
        著者:三池輝久 発行:講談社+α新書     価格:880円+税   
 これも題名はカゲキですが、学校が抱える課題を直視しています。著者は小児精神神経疾患などを専門とする熊本大学医学部教授で、『不登校は「心理的な問題」ではなく、中枢神経機能障害、ホルモン分泌機能障害、免疫機能障害の三大障害を伴うもの』と言いますので、読むのも気が重くなるのですが、それ故「無理に学校に行くことで精神を崩壊させてしまう危険があると」という指摘はとても重要だと思います。そして、本書は医学的な対処方法を述べるにとどまらず、こどもたちをそのような状態に追い込んでいる、現代日本の学校教育のあり方に鋭く切り込んでいるところが圧巻です。『若者の問題は、現在の日本の大人たちがつくりあげてきた「ほとんど人生で役に立たない知識詰め込み能力を育てる」「社会性と称して皆に強調するために自己抑制を強いる」学校教育に大きな責任がある』といった指摘は傾聴に値するのではないでしょうか。

関連書籍紹介②

こまめさん、こまめにコメントいただき、ありがとうございます。とても励みになります!(^^)! 東京シューレ関連の書籍をご紹介します。東京シューレは、当事者が作りあげた活動だけに、とても説得力があると思います。

『学校に行かなかった私たちのハローワーク』 発行:東京シューレ出版 価格:1500円+税
 この本に対し、作家・村上龍氏は『今の学校制度に従い、不登校にならずにちゃんと学校に通えば必ず社会的規律が身につくかというと、それは疑問だ。多くの学校で「規律」として教え込まれているのは、単に「服従」であることが多いからだ。(中略)この本は、不登校児の<成功談>でも<教訓めいた苦労話>でも<人生論>でもない。社会・世界へ参加しようとする挑戦の記録だ』という巻頭言を寄せています。
 その言葉どおり、18人の体験レポートは、当事者である青年たちの、等身大の記録として胸を打ち、不登校が、子どもたちや若者の間で、ひとつの「文化」として花開く可能性すら予感させてくれます。シューレ出版自身も、不登校の子どもたちが立ち上げたもので、そのレポートも収録されています。

『子どもは家庭でじゅうぶん育つ~不登校、ホームエデュケーションと出会う』     
  編者:NPO法人東京シューレ  発行:東京シューレ出版  価格:1500円+税
 子どもの不登校を受け入れることが出来るとようなった親の多くが、次に悩むのは「ずっと家にいてばかりでいいんだろうか」ということ。本書はそのことに、快刀乱麻を断つごとく!(^^)!、明快に答えてくれます!
 第1章では、奥地圭子さんがホームエデュケーションの意義と、東京シューレがなぜホームシューレに取り組んだかをとても分かりやすく説明しています。多田元弁護士の「ホームエデュケーションは子どもの権利」は簡にして明!法律論としても押さえておきたいことを、明快に述べています。
 第2章はホームシューレの活動、第3章は子ども・若者・親の体験報告、第4章は世界の状況で、どれも具体的で読みやすい内容になっています。日本の教育が、いかに幅の狭いものか、再認識させられました。
 親の体験報告では、同感!同感!の連続。『二人の子どもたちといっしょの毎日は、不登校を通して私にいろいろな体験をさせてくれた、子どもたちのプレゼントだと思います』(p145,山梨県・河田さん)とか、『私にとって良かったことは、子どもの成長を他者と比べることや学校の成績といったものさしで見なくなったこと』(p159、愛媛県・西井さん)といった文章に出会い、私もまったく同じことを話したり、書いたりしてきましたので、とても心強く、嬉しくなりました。
 家庭が、子どもにとってまず安心できる「居場所」になれば、学校という場をくぐらずに(お子さんによっては「学校に行かなかったから」という場合もあります)、感性豊かに育つ子どもや若者がたくさんいるという現実を、教育関係者や社会はもっと直視してほしいと思います。

関連書籍の紹介①

 拙書「わが子が不登校で教えてくれたこと」HPでは、不登校やひきこもり、子育てや教育問題に関連した書籍の紹介をしていました。とても勉強になった本ばかりですので、このブログでもあらためて紹介いたします。店頭で入手するのは難しいものもありますが、関心をお持ちに方は書店や出版元でお問い合わせください。

『笑う不登校~子どもと楽しむそれぞれの日々』 著者:「笑う不登校」編集委員会
   発行:教育資料出版界   定価:本体1500円+税
 フリースクールの草分けである「東京シューレ」の「電子井戸端会議」から生まれた本です。皆さん、最初からそんなに物わかりが良かったわけではありません。紆余曲折を経て、不登校を「笑える」ようになるまでの体験の道程を全国21家族が素直に、そして肩肘はらずに語っています。不登校をめぐる本はたくさん出ていますが、当事者の肉声が伝えられるものはそんなにありません。これはその貴重な一冊で、「当事者の声」の極めつきです!

『エコロジカル子ども論~教育から共生へ』 著者:山下英三郎  発行:学苑社   定価:本体1900円+税
 不登校はその子どもだけを見ても決して理解できるものではなく、子どもたちをめぐる今の情況を見通すことが必要なことを、本書はとても平易に、しかし極めて深い理論的な分析ををもとに述べています。「子どもたちの情景」「危機の中の子どもたち」「子どもと学校~遠ざかる関係」などの章で、そのことを具体的に述べていますし、「不登校に学ぶこと」など2本の講演記録も分かりやすい内容です。山下さんは「スクールソーシャルワーク」という考え方を日本で最初に提起し実践してきた方でもあり、その内容も分かりやすく解説されていますので、教育と福祉関係者には是非読んでもらいたい一冊です。不登校の「総合理解」はこの一冊から!

『この子はこの子でいいんだ、私は私でいいんだ ~これで、子どもの未来が輝く』 著者:明橋大二   
   発行:1万年堂  定価:本体1200円+税
 子育てに悩むお母さん、まず手に取ってください! 著者は富山で精神科医や児童相談所嘱託医、スクールカウンセラーなど臨床の現場で活躍中で、「今もっとも必要なことは、子育てに奮闘するお母さんを認め、みんなで守り」、サポートしていくことです」という心に貫かれています。「相談に来られるみなさんから、こういう質問をよく受けます」というコーナーもとても分かりやすく、ナルホド、ナルホドの連続です。そして、挿入された写真がとても素敵です。これが1200円なら断然お得! その後、明橋先生の「子育てハッピーアドバイス」シリーーズは大のベストセラーになっていることは、皆さんご存知にとおりです。

『ひきこもりと不登校~こころの井戸を掘るとき』 著者:関口 宏   発行:講談社+α新書  価格:840円+税
 「こうすれば不登校は治る」といった類のノウハウ本が幅をきかせるのは困ったものですが、悩んでいる当事者は藁にもすがる思いで手にしたくなります。著者は、精神科医と臨床心理士として、治療や相談の豊富な体験をもとに具体的な対処方法を示しながら、ノウハウやマニュアル的な説明に流れることなく、家族や周囲の人たちが当事者をどのように理解すべきかをわかりやすく説明してくれます。「思春期において巣立つために、彼らは不登校という過程を通らなければなかった」という指摘や、ひきこもりについても「ひっぱりだそうとするよりも、当事者たちがひきこもりから抜けだしやすくするために、心理的・社会的なハードルを下げることが必要ではないか」など、大切な提起がたくさん書かれています。

『大人がたちどまらなければ』 著者:小柳 晴生   発行:NHK出版生活人新書 価格:本体680円+税
 そのものズバリの題名です!著者は、香川大学教授で臨床心理士としても学生相談に長く従事してきた方です。題名が本書の核心を表現しています。「不登校やひきこもり、フリーターなど不適応と考えられている現象の中に、これから私たちがどう生きたらいいかという未来の適応のヒントが隠されているのではないか」と著者は考えています。もうひとつ、本書の圧巻は、「千と千尋の神隠し」をカウンセリングから読み解くくだりです。ナルホド、ナルホドの連続でした。著者は同じく生活人新書から『ひきこもる小さな哲学者たち』も出版しており、こちらもとても説得力があります。併せてお読みになってはいかがでしょうか。

『あるフリースクールの10年 -それぞれの学び、それぞれの希望』 著者:札幌自由が丘学園 
   発行:札幌自由が丘学園  価格:1400円
 不登校の子どもたちをサポートしてきたフリースクールの姿を知ってもらおうと、札幌自由が丘学園が開校10周年を記念して自費出版した本です。一人ひとりの生徒たちの思いと悩み、そして彼ら彼女たちの希望を高らかにアピールしていると思います。学び方それぞれ、「みんなちがってみんないい」、そんな気持ちをぜひ感じ取っていただけると思います。

『心を商品化する社会~「心のケア」の危うさを問う』 著者:小沢牧子・中島ひろかず  
  発行:洋泉社新書  価格:740円+税
 個別の相談や支援の場面で、カウンセリングが効果を発揮することはよくあります。でも、最近のカウンセリングブームや心理主義的手法の蔓延は、何でもかんでも「個人の心」に問題を還元しているようで、個人が生きる社会の問題に蓋をしてしまうのではないか、と疑問を持っています。本書は、快刀乱麻を断つようにそのあたりの疑問を、とても分かりやすく解明してくれます。私は、小沢さんと2度ほど直接お会いして話をうかがう機会がありましたが、とても魅力的なオバサマで(失礼!、説得力のあるお話をされます。ちなみに、彼女はミュージシャンの小沢けんじさん(私はよく知らないので名前は平仮名で書きましたが)のお母さんとのことです。

『サヨナラ、学校化社会』  著者:上野千鶴子  発行:太郎次郎社  価格:1750円+税
 当たり前の話ですが、不登校は学校という存在が前提になります。「学校に行かないとたいへんなことになる」と考えるから、不登校は大問題になります。でも、その前提が崩れたら? フェミニズム論壇の第一人者が、鋭い社会・経済の現状分析をふまえ、それに自分の教師体験を重ねて、その前提をことごとくKOします。『こんな不況でよかったね。親や先生は、あいかわらず「将来のためにがんばりなさい」と言うでしょうが、そんな生き方はカラ手形になりました』とのこと。ナルホド…ちなみに著者は「学校化社会」を、『高校全入運動あたりから学校と家庭のあいだにあった価値観のギャップがどんどん縮小し、家庭の価値が学校的価値に浸食され、学校的価値にもとづいて親が子どもを判定するという状況が生まれ』たと説明していますが、けだし名言だと思います。学校との関係を問い直すには是非この本を!

『気分は小学生~百石小学校四年竹組留学記』 著者:斎藤次郎  発行行:岩波書店  価格:1200円+税
 「不登校論者」が学校批判をすると、学校を全否定しているように受け取られることがよくありますが、私はそう思っていません。学校はこれまでも、これからも、子どもたちが成長するとてもとても大切な場です。著者の斎藤次郎さんは、残念な事件で活動を停止しているようですが、次郎さんの数多い著書の中から1冊を、と言われたら本書を挙げます。次郎さんが1年間、青森県百石町の小学校に「留学」するという奇想天外なお話ですが、「子どもの生きる場として、地域社会の中に根を下ろした学校が大切なんだ」という思が、胸一杯に膨らみます。本のラスト、次郎さんが「卒業」し、「同級生」からの手紙を読む下りは、私も次郎さんと同じようにボロボロ泣いてしまいました。本書への次郎さんのサインは『地球は子どもの遊び場です』とありました。

2~3月関連研修会等のお知らせ

 3月までに確定している研修会等のお知らせです。お近くに関係者の方がおいでになりましたら、ご案内いただければ幸いです。

【青少年健全育成講演会】

□日 時 平成23年2月14日(月) 19:00~20:10
□場 所 北海道八雲町立東野小学校集会室
□演 題 「子育てと教育に生かす社会福祉の視点~わが家の不登校体験を通して」
□講 師 野村俊幸(函館臨床福祉専門学校・北海道教育大学 非常勤講師)
□参加費 無料
□主 催 八雲町野田生・東野地区青少年健全育成会
□連絡先 東野小学校・大徳教頭(0137-66-2169)

【北海道母子寡婦福祉連合会・全同4ブロック研修会道南地区開催】
□日 時  平成23年2月19日(土)14:00~16:00
□場 所  湯川観光ホテル(函館市湯川2-4-20)
□主 題  「不登校・ひきこもりに学ぶ子育て~終着駅は始発駅」
□講 師  野村俊幸(社会福祉士・精神保健福祉士)
□事務局  北海道渡島総合振興局保健福祉室 子ども・保健推進課子ども未来係
         (0138-47-9546)

【渡島支庁管内市町村保健師連絡協議会研修会】
□日 時  平成23年3月14日(月)13:00~15:00
□場 所  北海道渡島総合振興局保健福祉室101会議室 
□講 演  ①「不登校・ひきこもりの支援~わが家の体験とソーシャルワークの視から」  
         講師:野村俊幸(社会福祉士・精神保健福祉士)
      ②「はこだて若者サポートステーションの現状と課題」
         講師:池田誠氏(はこだて若者サポートステーション統括コーディネーター)
□連絡先  松前町役場健康推進課・岩島保健師(0139-42-2275)

MSW等研修会の報告

 2月5日(土)14:30から五稜郭病院会議室で、北海道医療ソーシャルワーカー協会道南支部、北海道精神保健福祉士会道南ブロック、北海道社会福祉士会道南地区支部の3機関による初めての合同研修会が開催され、道南地域の医療機関に勤務するソーシャルワーカーを中心に約50が参加しました。
 「不登校・ひきこもりの理解と支援~社会福祉相談援助の視点から」について私がお話させていただき、「はこだて若者サポートステーション」の池田統括コーディネーターがサポステの現状や課題について報告、これを受けて、5~6人のグループに分かれて熱心に討論をしてただきました。
 専門職の立場からだけでなく、「親としてとても参考になった」「これからの子育てを考える手掛かりになった」という感想もいただき、たいへん嬉しかったです。
 この分野では医療機関との適切な連携が大きな課題になっており、その意味からもこのような交流の機会を持つことができたのは、とても有意義だったと思いますので、このような機会を与えていただきました主催者に皆様に、心から感謝申し上げます。
 終了後の懇親会にも30名近い方が参加し大いに盛り上がり、久しぶりに二次会にまでついて行ってしまい、翌朝はちょっと辛い状態でしたが(ー_ー)!! 湯の川温泉「永寿湯」の47度のお湯に浸かり無事復活(^_^;)、6日の午前中は北海道国際交流センターの新春講演会で外務省経済局経済連携課課長・塚田玉樹氏の「我が国のEPA基本戦略」という講演を拝聴しました。今話題のTPP問題なども分かりやすく説明いただきましたが、「開国」と「農業再生」の両立という「国の形」の根幹にかかわる問題だけに、政争の具にするのではなく、国民全体の問題とし冷静に議論し、考えていく必要性を実感しました。

 
プロフィール

野村俊幸

Author:野村俊幸
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