4月の行事案内

 何かとバタバタ続き、ブログ更新できませんでしたが、取り急ぎ函館地域の4月の不登校・ひきこもり関連行事をご案内いたします。

◆サポステ「居場所」(就労・就学していない若者の交流の場) あい
・日 時:毎週火曜日13時~14時「就トレ」、14時~16時30分「居場所」
     毎週木曜日13時~15時「はこサポワーク」、15時~16時30分「居場所」 
 ・場 所:HIFはこだて若者サポートステーション(元町14-1)
 ・申込先:サポステ事務局(0138-22-0325)
・参加費:無料

◆ひきこもり当事者の集い「樹陽のたより」
 ・日 時:4月8日(日)午前11時~午後1時
 ・場 所:函館地域生活支援センター2階(駒場町9-24)  
 ・連絡先:野村(090-6261-6984)
・参加費:無料

◆道南ひきこもり家族交流会「あさがお」
 ・日 時:4月8日(日)午後2時~午後4時
 ・場 所:函館市総合保健センター2階会議室(五稜郭町・中央図書館向かい)
 ・連絡先:函館渡辺病院医療福祉科(0138-59-4198)
 野村(090-6261-6984)
・資料代:200円(年会費納入の方は無料)

◆函館・登校拒否と教育を考える親の会「アカシヤ会」
・日 時:4月15日(日)13時30分~15時30分
・場 所:函館市総合福祉センター「あいよる」3階第2会議室((若松町33-6) )
  ・連絡先:野村(090-6261-6984)
・資料代:200円(年会費納入の方は無料)

◆「昴の会~不登校をともに考える会」
 ・日 時:4月22日(日)14時~16時  (16時~17時:個別相談)
 ・場 所:北斗市七重浜住民センター「れいんぼ~」(JR七重浜駅に隣接)
 ・連絡先:川崎さん(090-9438-0825) 個別相談は野村(090-6261-6984)
・資料代:300円(年会費納入の方は無料)
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湯浅誠さん講演会のお知らせ

 日本の「反貧困」運動のリーダー、湯浅誠さんの講演会がありますので関心をお持ちの方にお知らせいただければ幸いです。(転送歓迎)

【子どもたちに豊かな未来を~「子どもの貧困」を考える函館フォーラム2012】
□日 時 4月7日(土)14時~
□会 場 函館市民会館大会議室
□講 演 「岩盤を穿つ~貧困の再生産を止める」
□講 師 湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)
□参加費 500円(高校生以下無料)
□主 催 「子どもの貧困」を考える函館フォーラム実行委員会(代表 前田健三/弁護士)
□問い合わせ 道南勤医協労働組合(0138-31-5494)

自主夜間中学「函館遠友塾」卒業式に感動!

 3月14日、「自主夜間中学」函館遠友塾の卒業式に参列してきました。3年前に開校し今回が初めての卒業式で38名が卒業、今西塾長から卒業証書を受け取った卒業生は、年齢を感じさせない若さにあふれていました。一人ひとりが心のこもったお礼の言葉を述べ、これがまた感動的でハンカチを手放せませんでした。何人かは不登校だったと思われる年代の方もいましたし、「偏差値やテストに関係ない教室は本当に楽しかった」とお話しする方、人生70年を過ぎて初めて学んだ英語でスピーチされる方もおりました。38名のうち35名が女性! 日本の「過去~現在~未来」を象徴するようです。その中でも、卒業生代表の挨拶をされたのは91歳の男性で、私もあの方のように歳を取りたいと思いました。
 それにしても、学ぶ意欲を持ちながらその機会を保障されなかった国民が膨大に存在し、そを「遠友塾」のような志を持ったボランティアが支えている一方で、現在の学校に強い違和感を持ち(本人が意識しているかどうかは別にして)不登校になっている子どもたちが膨大に存在し、それに対してはひたすら「学校復帰」を強制し、 それ以外で学ぼうとする子どもたちには、「フリースクール」のような、やはり志を持った ボランティアスタッフが支えているという日本の教育の現状は、やはり何とかしないといけないと、あらためて感じた次第です。

「あさがお」2月例会より②

 前回報告の方の体験から、私たちは多くのことを学ぶことができます。第一に、この方は就労自立という目標を実現するために、ボランティア→職親制度→障害者雇用枠の臨時就労という具合に、スモールステップを踏んだことです。第二に、ご自身の「障害」と向き合い、自己理解を深めるひとつの手がかりにする努力をされたことです。第三に、関係機関に適宜相談し、自分だけで抱え込まなかったことです。第四に自分を否定せず、可能性を認めてくれる上司に出会えたことです。そして、出会いは偶然かもしれせんが、本人の努力の積み重ねが、良い出会い引き寄せたのではないかと思うのです。

 今回も「親子の会話」をめぐる問題がたくさん話されました。当事者の方から、ボランティアをしたいと親に言ったら無反応だったので、これは「そんなことするくらいなら働いた方がよいという親の回答だと感じた」という話が出されました。「言外の親の気持ち」は確実に子どもに伝わります。
カウンセラーの方から、不登校の親御さんとの会話の中で「うちの子は、学校を休んで家でテレビを見て笑っている」と悲しそうに、あるいは腹立たしそうにお話しする方がよくいるそうです。親はどうしてもひきこもったり不登校している子どもが家で元気そうにしていると、「だったら働けるはず、学校にいけるはず」と考えがちですが、話が逆で、不登校したりひきこもることで、やっと心の元気を取り戻し始めたから笑顔も出てきたわけで、そのことを親が理解し、一緒に喜ぶような気持ちにならないと、子どもと心を通わすことはできないと、カウンセラーさんはお話しされました。
これはひきこもりとか不登校ということに限らず、私たちも日常生活の人付き合いの中で、はっきり言われなくても、自分のことを良く思ってない人の雰囲気はなんとなく分かり、そんな人にはこちらから近づきたいとは思はないのではないでしょうか。ひきこもりや不登校の子どもは、それでなくても自分を責め否定する感情に包まれていますから、周囲のそういった雰囲気や視線を全身に受けとめ、さらに動けない状態になってしまうことを、周囲の方々は理解してほしいと思うのです。

「あさがお」2月例会より①

「あさがお」2月例会は、吹雪模様の意天候にもかかわらず、家族・当事者10名、サポーター5名の15名が参加し、初めて足を運ばれたお父さんもおいでになりました。「樹陽のたより」には7名が参加、久しぶりに参加したメンバーから求職活動の報告などもあり、素敵な集いとなりました。
 その就職決定した方が、親会にも参加して体験報告してくれましたので皆さん大きな励みになり、例会終了後の新年会(13名参加)は、激励会を兼ね盛り上がりました。

 個人情報ですのでその体験談を詳しくご紹介できませんが、概略だけ報告します。その方は、20代前半にうつ病や対人不安が悪化して就学・就労できず苦しんでいました。数年前、アスペルガー症候群の診断を受け、当初はそれを受け入れることができず、随分と辛い思いもしましたが、ご自身の努力と「樹陽」の仲間との出会い、障がい者就労・生活支援センター「すてっぷ」や地域生活支援センターへの相談などを通して、まずは子どもと関わるボランティア活動に参加、その後、職親制度を活用して喫茶店で就労訓練に従事、さらに障害者雇用による内勤事務の臨時職員を半年間やり抜き、現在、新たな安定就労にむけて模索中です。
 臨時職員として働いていたときも、目に見えない「障害」ゆえに、コミュニケーションが不器用なことを周りからなかなか理解されず、辛く当たられることみあって何度も落ち込みましたが、「すてっぷ」や地域生活支援センターの相談員に話を聴いていただき、いろいろアドバイスを受けました。また、上司の方が人間関係の持ち方にについて具体的にアドバイをしてくれたり、「あなたは能力がありきちんと仕事ができる」と繰り返し話してくれたことで、やっていける自信がついたそうです。

「アカシヤ会」1・2月例会より②4

 ともかく、何とか進学できるように中学卒業前に少しでも学校に行って受験に備えるという気持ちに本人自身が追い込まれますし、たいがいの親も教師もそのように本人に強く働きかけます。
 それで何とか高校に入ったとしても、それまで抱えていた「学校に通うことの辛さ」や「学校に対する違和感」が解決したわけではなく、無理を重ねての登校ですので、さらに高校生活で環境が大きく変わり、エネルギーが続きません。 不登校の「解決」を、形だけ学校に通えたかどうかで判断してはいけないことを、高校の不登校が増え、高校中退者が一向に減らないという現実が示しています。進路指導にあたる先生方にも、「高校進学できて良かった」ということで終わるのではなく、その子の未来にとって、そのことがどのように影響していくのかについても、是非とも想像力をめぐらせてほしいと思うのです。

 いよいよ高校も通えなくなり、自信を失ったお子さんは家にひきこもりがちになります。そうすると、親はまた「このままで大丈夫か」と心配になり、次なる進路を一生懸命考え始めますが、これが逆効果になります。
 アカシヤ会講演会で何度もお話ししてくださった芹沢俊介さんは、ひきこもりは「プロセス」であり、往路・滞在期・復路があって、滞在期をしっかりひきこもらないと、復路に向けたエネルギーは湧いてこないと指摘しています。しかし、その滞在期を周囲が否定的に見てしまい、何とか早く終わらせようと関わるために、本人は自分を守るためにますますひきこもらざるをえないという悪循環に陥ることを、最新著「存在論的ひきこもり論」(雲母書房)で説明しています。また、アカシヤ会でも2回講演された心理カウンセラーの内田良子さんも「家でゴロゴロする」ことの大切さを語っています。

「アカシヤ会」1月・2月例会より①

新年最初の例会は1月15日、初参加や久しぶりに参加の方もおいでになり13名と盛況で、しかも嬉しいことに男性が6名も参加しました(*^_^*) 新年会は11名が参加し、美味しいおの鍋を囲みながら、たくさん泣いて笑って、あっという間の3時間でした!
 2月19日の例会も初参加の方2名を含め11名が参加、お子さんが不登校になりはじめたという方が多く、とても貴重な意見交換となりました。

 お子さんが学校に行かなくなった直後は、ほとんどの親は叱ったり、なだめすかしたり、必死に登校させようとします。しかし、やればやるほど事態が悪化していきます。「これは変だ」ということでいろいろ手がかりを求めて「親の会」などに参加し、無理強いは間違いだと気が付いて、まずは休むことを認めてあげますとお子さんが落ち着いてきます。
 しかし、いつの例会でも必ず出されるのが「このままでいいのだろうか、進学はどうなるのだろうか」という親の不安で、気持は揺れ続けますが、それもまた当然のことだと思います。

 そこで考えたいのは、高校生の不登校をめぐる悩みが最近多く出されることです。小中学校で全く不登校の気配をみせず高校でいきなり不登校に、というケースもないわけではありませんが、程度の差こそあれ不登校だったり、不登校気味だったというお子さんが大半です。「高校の行かなければ」という「常識」が世間の隅々まで行き渡ってしまった現在の日本社会で、そうでない道を歩むのは並大抵のことではありません。
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