「多様な学び勉強会」のお知らせ①

 函館アカシヤ会では、次にような趣旨で「多様な学びの場の創造」部会を設け、勉強会を開催することとになり、第1回を3月30日(土)13:30から函館市総合福祉センター「あいよる」で開催いたします。

 日本の経済繁栄を招いた要因の一つに「教育の成功」があげられます。戦後まもなく都会の学校でも離島の学校でも同じ教科書に基づいて同じ授業時間の教育を受けられるという均質な教育システムが全国に行き渡りました。義務教育レベルの高さは先進国間の中でもトップレベルであり、それが国民の勤勉性とあいまって労働の質を上げ、“made in Japan”は高品質の代名詞となりました。
 しかしバブル崩壊以後、仮面がはがれるかのように経済の実体は苦境を呈し、私たち国民のあいだに経済格差、貧困問題が生じてきました。東北震災で露呈した原発問題も含め、日本は今、かつてない重大な局面に立っています。その一つひとつの問題解決に真剣にエネルギーを注がなければ、日本の未来はないと考えざるを得ません。
 特に教育の分野では、不登校(登校拒否)やいじめ、自殺問題、経済格差と連関する学力格差問題に加え、つい最近は指導に名を借りた暴力的虐待の問題が浮上してきました。これらの問題の原因を根絶することは可能かどうか、あなたはどのように考えられますか。
 「多様な学び勉強会」はその解決法を参加者相互の意見交換を通して見つけ出していくためのものです。
したがってこの勉強会には、いろいろな分野の方々に参加してほしいと思っています。
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日本の経済繁栄を招いた要因の一つに「教育の成功」があげられます。戦後まもなく都会の学校でも離島の学校でも同じ教科書に基づいて同じ授業時間の教育を受けられるという均質な教育システムが全国に行き渡りました。義務教育レベルの高さは先進国間の中でもトップレベルであり、それが国民の勤勉性とあいまって労働の質を上げ、“made in Japan”は高品質の代名詞となりました。
 しかしバブル崩壊以後、仮面がはがれるかのように経済の実体は苦境を呈し、私たち国民のあいだに経済格差、貧困問題が生じてきました。東北震災で露呈した原発問題も含め、日本は今、かつてない重大な局面に立っています。その一つひとつの問題解決に真剣にエネルギーを注がなければ、日本の未来はないと考えざるを得ません。
 特に教育の分野では、不登校(登校拒否)やいじめ、自殺問題、経済格差と連関する学力格差問題に加え、つい最近は指導に名を借りた暴力的虐待の問題が浮上してきました。これらの問題の原因を根絶することは可能かどうか、あなたはどのように考えられますか。
 「多様な学び勉強会」はその解決法を参加者相互の意見交換を通して見つけ出していくためのものです。
したがってこの勉強会には、いろいろな分野の方々に参加してほしいと思っています。

アカシヤ会「多様な学びの場の創造」部会がスタートします。

 アカシヤ会の「多様な学びの場の創造」部会がスタートします!
 現在の学校には通わない全国12万人の小中学生や5万人と言われる高校生の“教育を受ける権利” を保障しようと、2012年7月に「多様な学び保障法を実現する会」が立ち上がりました。全国のフリースク ール運営者や著名な教育学者などが共同代表を務めます。政権が変わったなかでどのように「保障法」を 実現していけるのか未知数ではありますが、現代において必要不可欠な法律であると感じ、函館アカシヤ 会の中に「多様な学びの場の創造」部会を作りました。
 しかし多様な学びの意味するもの、その目指すものは、個人的な発想や見解を超えた“大きな社会的課題に対する取り組み”であることから、じっくりと勉強会を重ねながら私たちの認識を深めていくことが必要と思われます。そこで3月より「多様な学び勉強 会」をスタートします。会員をはじめさまざまな立場の方々に参加を呼び掛け、テーマ学習と意見交換を していきますので、関心をお持ちの方は是非お気軽にご参加ください。。
◇第1回 多様な学び勉強会 テーマ「いまなぜ多様な学び保障法を実現しようとするのか」
  日時・場所 3月30日(土)13:30~15:30 函館市総合福祉センター「あいよる」3F第2会議室
◇第2回 5月25日(土)13:30~15:30「あいよる」2階第2会議室
◇第3回は、函館アカシヤ会20周年記念フォーラムの講師奥地圭子さんが「多様な学び保障法を実現
 する会」の共同代表を務めていますので、その講演をもとに意見交換を行います。
           担当:函館アカシヤ会運営委員 高石勇光(携帯:090-1304-0586)

3月の不登校・ひきこもり関連行事のお知らせ

 3月の定例行事をお知らせいたします。発達障害に関わるご家族の勉強会「ふぉろーず」もスタートし、概ね第1日曜日に「あいよる」で開催予定ですので、毎週日曜日に何らかの関連の集いが開催されますので、関心をお持ちの方や悩んでいる方にご紹介いただければ幸いです。

【3月の不登校・ひきこもり関連定例行事のご案内】

◆函館圏フリースクール「すまいる」 小中高校生年代の不登校の子どもの居場所
 ・日時、場所:毎週月~木、10時~15時、函館市大手町9-13 
 ・申込先:事務局(庄司:090-9522-1841) ・参加費:1回500円

◆サポステ「居場所」 就労・就学していない若者の交流の場
 ・日 時:毎週火曜日13時~14時「就トレ」、14時~16時30分「居場所」
     毎週木曜日13時~15時「はこサポワーク」、15時~16時30分「居場所」 
 ・場 所:北海道国際交流センター・はこだて若者サポートステーション(元町14-1)
 ・申込先:サポステ事務局(0138-22-0325)    ・参加費:無料

◆「ふぉろーず」勉強会
  思春期以降に自閉症スペクトラム障害(高機能自閉症・アスペルガー障害・その他の広汎性発達障害)の
 診断を受けた方及びその可能性のある方の家族が、今後の生活について話し合い、相互に学習する。
 ・日 時:3月3日(日)13時30分~16時
 ・場 所:函館市総合福祉センター「あいよる」2階第1会議室((若松町33-6)
 ・連絡先:野村(090-6261-6984)   ・参加費:無料

◆ひきこもり当事者の集い「樹陽のたより」
 ・日 時:3月10日(日)午前11時~午後1時
 ・場 所:函館地域生活支援センター2階(駒場町9-24)  
 ・連絡先:野村(090-6261-6984)   ・参加費:無料

◆道南ひきこもり家族交流会「あさがお」
 ・日 時:3月10日(日)午後2時~午後4時
 ・場 所:函館市総合保健センター2階会議室(五稜郭町・中央図書館向かい)
 ・連絡先:函館渡辺病院医療福祉科(0138-59-4198)
       野村(090-6261-6984)   ・資料代:200円(年会費納入の方は無料)

◆登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会
 ・日 時:3月17日(日)13時30分~16時
 ・場 所:函館市総合福祉センター「あいよる」1階会議室((若松町33-6)
  ・連絡先:野村(090-6261-6984)   ・資料代:200円(年会費納入の方は無料)

◆「昴の会」~不登校をともに考える会
 ・日 時:2月24日(日)14時~16時  
 ・場 所:北斗市七重浜住民センター「れいんぼ~」(JR七重浜駅に隣接)
 ・連絡先:川崎さん(090-9438-0825)  ・資料代:300円(年会費納入の方は無料)

アカシヤ会で3月からランチ例会を開催します

 最近のアカシヤ会例会は参加者が増え、2グループに分かれて話し合いをしても全然時間が足りません。また、日曜日は参加しにくいという方もいますので、平日にランチ例会を開催することにしました!(^^)! 第1回目は次のとおり開催し、希望者が多ければ、今後定例化も検討しますが、当面は通信で開催日時・場所をご確認ください。なお、年会費1000円をお支払いたきますと、各月で通信をお送りします。「遠方で例会には参加できないが、情報がほしい」という方もたくさんおいでになり、2012年の会員は100名ですが、2割くらいは函館地域以外の方です。
  日時:3月7日(木)11:30~  会場:カフェ&レストランAoki(あおき)
   亀田本町65ー27 (五稜郭駅横)、電話42ー4242  会費 1,000円(おまかせランチ)
 10人程度の個室で予約しました。申し込み:3月5日までに野村(090-6261-6984)へ

廿日市市の居場所づくり講座に行ってきました!(^^)!

 日本三景のひとつ、世界遺産で有名な宮島がある広島県廿日市市の社会福祉協議会が、4月から不登校・ひきこもりの人たちの「居場所」を開設することになり、今月、運営に関わるボランティア養成講座を5回開催中で、2月13日・14日の2回を担当させていただきました。
 このような「居場所」を社協が開設するというのは私は初耳で、とても画期的でありがたい事業であり、養成講座には民生委員や主任児童委員、退職教員の方、地域で子どもに関わるボランティアをされている方、お子さんの不登校やひきこもりを経験された方など32名もの方が参加されています。
 13日の午後には、講座受講者だけではなく一般市民も対象にした学習会も開催され、平日にも関わらず計80名もの方が参加してくださいました。講座・学習会ともに熱心に参加いただき、たくさんの質疑応答や意見交換もできで、私にとってもたいへん学びの多い貴重な経験でしたが、何人かの受講者の方から「子どもを学校に戻すためのお手伝いをしたいと思って参加したが、それだはダメなことが分かり勉強になった」という感想をいただき、とても感激しました!(^^)!是非とも廿日市市のような取り組みが各地に広がっていくことを願っています。
 宮島はもちろん素晴らしい景観で、名産のカキ、アナゴも美味しかったです!(^^)! なお、講座及び学習会のレジメをご希望の方は、添付ファイル(ワードまたは一太郎)でお送りしますのでご一報ください。

「自閉症巣ペクトラム」家族学習会スタート!

 昨年11月、思春期以降に自閉症巣ペクトラム障害(高機能自閉症・アスペルガー傷害・その他の広汎性発達障害)の診断を受けた方及びその可能性のある方の家族が、今後の生活について話し合い相互に学習することを目的に「ふぉろーず」勉強会がスタートしました。
 私も2月3日(日)の第3回勉強会に参加させていただきました。今回は、お子さんがアスペルガー障害の診断を受けるに至ったお母さんが、ご自身ん体験談と、子どもとどのように関わったらよいかについて、NHK学園の通信教育で学んだ「セルフカウンセリング」の理論と方法に基づき、ご自身の経験にふまえて具体的に説明してくださいましたが、目からウロコの連続でした。14名の親御さんが参加、とても有意義な学習会にみなさんこれからも参加したいとのことでした。今後、原則的に毎月第1日曜日、13:30~16:00、函館市総合福祉センター「あいよる」で開催されます。参加費は無料で、問い合わせは野村(090-6261-6984)へお願いします。以降は3月3日、4月7日、5月3日(金、祝日)、6月2日の開催です。
 これで函館地域では、第1日曜日が「ふぉろーず」、第2が「樹陽のたより」「あさがお」、第3が「アカシヤ会」、第4が「昴の会」と、毎日曜日ごとに、こういった何らかの会が開催されることになります!(^^)!

「地域でつながる」シンポジウムのお知らせ

 私が感じとしてお手伝いしています「南北海道教育臨床研究会」では、下記のとおり冬季研修会(シンポジウム)を開催しますので、関心のお持ちの方にご案内いただければ幸いです。

◇日 時  2013年2月16日(土) 14時~16時
◇場 所  函館市総合保健センター
◇テーマ 地域でつながるー子どものくらしを「地域」で支える実践と研究
  ・シンポジスト 葛西るり子 氏(北海道自閉症協会道南部会会長)
           森谷康文 氏(北海道教育大学函館校准教授)
           岡崎圭子 氏(函館市子ども未来部長)
  ・コーディネーター 小岩眞智子 氏(函館短期大学専任講師)
  ・司 会  河村貴仁 氏(南北海道教育臨床研修会事務局次長)
◇参加費  会員:無料 一般:500円
◇申し込み 函館短大新沼研究室 FAX 0138-59-5549
                      メール niinuma@hakodate-jc.ac.jp

思春期連絡会での講演

 「いじめ」に続いて「体罰」問題が社会問題化しスポーツ界も大揺れですが、是非とも膿を出し切ってほしいものです。「いじめ」や体罰が起きやすく、深刻化しやすい条件の第1は「閉ざされた組織」であること、第2にひとつの価値基準で支配されていることですから、学校(学級)や部活、職場がピッタリ当てはまります。つまり構造的背景があり、一朝一夕に改善されることは期待できませんので、いじめや体罰に危険性があるときは、ただちに学校を休んで、子どもを守ることが必要だと思います。
 2月5日に、市立函館保健所主催の思春期連絡会で講演させていただく機会があり、このことを強調しました。
この連絡会は、市内の養護教育研究会や生徒指導協議会、性教育研究会、関係医師、保健機関など十数団体が参加していますが、講演後の質疑応答でも、小児科医の先生が、子どもが学校に行きたがらないときはしっかり休ませることが必要という発言をされて、とても心強く思いました。
 「構造的」ですから、そんなにひどい、辛い状況でも、なぜ子どもは学校に行き続けようとし、親も学校も登校させようとするのか、そこをどうしたら突き崩すことができるのか、今こそ真剣に考え、訴えていかなければという思いを新たにしています。
 なお、この連絡会で使用したレジメ「不登校・ひきこもり・いじめへの対処~わが家の体験と相談現場から」を
ご希望の方には添付ファイル(ワード・A4版、6ページ)でお送りしますので、ご一報ください。

函館アカシヤ会の新HPができました!(^^)!

アカシヤ会の新ホームページができましたので、是非ご覧ください。なお、yahooで「函館アカシヤ会」で検索してもまだ旧HPが出るようですので、新アドレスへのアクセス回数が増えることを願っています!(^^)!
新アドレス
http://akashiyakai.phpapps.jp/

道南地域の不登校・ひきこもり関連行事のお知らせ(2月)

 早や立春を迎え、最近はだいぶ暖かくなって雪解けも進みましたが、今日は一転吹雪。北国の春は、もうしばらくお預けです。2月の不登校・ひきこもり関連行事のご案内です。

◆函館圏フリースクール「すまいる」
・小中高校生年代の不登校の子どもの居場所、事務所:函館市大手町9-13) 
・日時、場所:毎週月~水は大手町教室 木曜日は函館市地域交流まちづくりセンター3階
        (末広町4ー19)、時間はいずれも10時~15時、3月から大手町教室に移行
 ・申込先:事務局(庄司:090-9522-1841) ・参加費:500円

◆サポステ「居場所」(就労・就学していない若者の交流の場)
・日 時:毎週火曜日13時~14時「就トレ」、14時~16時30分「居場所」
     毎週木曜日13時~15時「はこサポワーク」、15時~16時30分「居場所」
 ・場 所:北海道国際交流センター・はこだて若者サポートステーション(元町14-1)
 ・申込先:サポステ事務局(0138-22-0325) ・参加費:無料

◆ひきこもり当事者の集い「樹陽のたより」
 ・日 時:2月10日(日)午前11時~午後1時
 ・場 所:函館地域生活支援センター2階(駒場町9-24)
 ・連絡先:野村(090-6261-6984) ・参加費:無料

◆道南ひきこもり家族交流会「あさがお」
 ・日 時:2月10日(日)午後2時~午後4時
 ・場 所:函館市総合保健センター2階会議室(五稜郭町・中央図書館向かい)
 ・連絡先:函館渡辺病院医療福祉科(0138-59-4198)
野村(090-6261-6984) ・資料代:200円(年会費納入の方は無料)

◆登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会
・日 時:2月17日(日)13時30分~16時
・場 所:函館市総合福祉センター「あいよる」1階会議室((若松町33-6) )
  ・連絡先:野村(090-6261-6984) ・資料代:200円(年会費納入の方は無料)

体罰についての明橋大二先生の朝日新聞コメント

 大ベストセラー「子育てハッピーアドバイス」シリーズでおなじみの明橋大二先生が、体罰に関する所見を朝日新聞に掲載、今大問題になっているスポーツ界の体罰問題を根絶するうえでも、とても示唆に富む内容と思いますのでご紹介します。

 精神医学的にみても、家庭の内外を問わず、体罰は子供の成長に良くないという結論がはっきりしている。米国で3万6千人の子供を調べた報告がある。体罰を受けると、その時は親の命令に従うが、成長した時、「攻撃性が強くなる」「非行など反社会的行動に走る」「精神疾患の発症」という三つのリスクが高いことがわかった。
 日本でも0~6歳の子供を追跡した調査があり、体罰を受けた子は、受けなかった子に比べ、時間がたつと言葉や社会性の発達に遅れが出る傾向があった。
 薬に例えて考えてほしい。長期的な副作用がはっきりしている薬を、一時的に効果があるからといって子供に飲ませるだろうか。体罰も同じ。子育てにも教育にも使うべきではない。あらゆる状況において、子供への体罰を法的に禁止した国は33カ国にのぼる。
 体罰にはどうしても怒り、非難といった感情がこもる。それを繰り返し受けると、心理的な影響としては、子供は恐怖を覚えて萎縮し、自信を失う。「口で言ってもわからないから、体でわからせる」とよく言われるが、恐怖を味わわせてやめさせる方法自体、子供の人格を否定している。
 確かに子供は体罰を避けるために大人の前ではおとなしくなる。だが、見てないところでは反動が生まれる。規範は良心が育ち、善悪のけじめが主体的についてこそ守れるものだが、恐怖感に訴えるしつけでは、恐怖を感じないところではルールを守れなくなるということになる。殴り続けられた子供が思春期に入って家庭内暴力に走ることがあるのは、自分が親の力を凌駕すると親への恐怖心がブレーキにならず、恨みつらみを吐き出すからだ。
 運動部活動でみると、体罰は生徒の本来の力を発揮できなくさせてしまう悪影響が十分に考えられる。競技で大事なのはリラックスだが、体罰を繰り返し受けた生徒は対人恐怖を覚え、多くの人の前であがりやすくなる。また、「失敗したら先生に怒られる」ということばかりを考え、伸び伸びと競技ができなくなる。
 昔の日本選手が本番で実力を発揮できないことが多かったのは、いわば軍隊式の練習の中、プレッシャーがかかった状態で競技をしていたからだろう。近年、様々な競技で日本勢の成績が上がっているのは、自分を信頼する気持ちが強い選手が増えてきたからだではないか。そういう選手が体罰を繰り返し受けて育つとは思えない。
 生徒時代に体罰を受けてスポーツをやってきた顧問が体罰を加える側に回りやすいのは、体罰を受けた子供が親になった時、体罰に走りやすくなるのと同じだ。こうした教師は生徒をなぐる中に、自分が体罰を受けてきた怒りがどこか交ざっている。
 また、殴られてスポーツをしてきた教師は「あれはいいことだ」と思ってしまっている。「自分は体罰に負けなかったから強いのだ。負けるのは弱い人間だ」という自信。それは、生徒に対して「この程度の体罰でつぶれるようなら、最初から見込みがない」という接し方になる。
 スポーツの現場を含め、体罰をする人は「それで愛情を伝えるのだ」と言う。だが、体罰は子供にそう受け取られないリスクが非常に高いもの。体罰を受けて結果的によかったと思う子供に比べ、傷つく子供、自信を失う子供、大人に不信感を持つ子供がたくさん生まれていくという事実を知り、安全な伝え方を採ってもらいたい。

略歴 あけはし・だいじ 1959年生まれ。大阪府出身。京大卒。真生会富山病院心療内科部長。専門は精神病理学、児童思春期精神医療で、「子育てハッピーアドバイス」などの著書がある。NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長。
プロフィール

野村俊幸

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