「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会2013in関西」に参加しました

 7月27日28日に宝塚ホテルで開催された表記大会に参加してきました。今年で24回目とのことで、全国から不登校の家族会やフリースクール、支援関係者など400名(延べ人数はもっと多いと思いますが)が参加、熱気にあふれ、内容も濃すぎて、感想を簡単に述べることはできませんがちょっとだけ報告します。講演は「ミスターゆとり教育」の寺脇研さん。「いじめ・体罰・不登校」というテーマですが、さすが元文科省幹部、日本の教育の抱える矛盾や弱点を厳しく指摘、もうなずくことばかりでした。「教育権」から「学ぶ権利」への転換という主張はとても大事なことで、翌日の「多様に育ち多様に学ぶ」シンポジウムとあわせ、「多様な学び保障法」を実現することの必要性をあらためて確認できた大会でした。
 もちろん不登校やひきこもりで悩む子ども・若者、家族への支援は引き続き最重要課題ですが、代表の奥地圭子さんもご指摘のように、不登校をめぐる悩みが30年前と基本的に変わっていないのは、明らかに現在の教育システムの欠陥の故であり、「不登校をなくする」のではなく「不登校という概念をなくする」、そのような概念を必要としない教育制度に変えていくことなしに「不登校問題」は解決しないことを、「保障法」の議論を通じてさらに広く社会に訴えていくことが大きな課題であることを再認識しました。
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8月の不登校・ひきこもり関連業行事のお知らせ

函館地域の8月の不登校・ひきこもり関連定例行事は以下のとおりですので、関心をお持ちの方にお知らせいただければ幸いです。(転送歓迎)

◆函館圏フリースクール「すまいる」 小中高校生年代の不登校の子どもの居場所
 ・日時、場所:毎週月~木、10時~15時、函館市大手町9-13
 ・「高卒資格」取得に向けた学習支援の「フリースクールコース」も開設しています。 
・申込先:事務局(庄司:090-9522-1841) ・居場所参加費:半日500円、1日900円

◆「ふぉろーず」勉強会 <概ね第1日曜日に開催>
※ 思春期以降に自閉症スペクトラム障害(高機能自閉症・アスペルガー障害・その他の広汎性発達障害)
   の診断を受けた方及びその可能性のある方の家族による勉強会です。
・日時:8月4日(日)13時30分~15時30分
 ・場所:函館市総合福祉センター「あいよる」3階第2会議室(若松町33-6)
 ・参加費:無料    ・連絡先:野村(090-6261-6984) 

◆ひきこもり当事者の集い「樹陽のたより」例会 <概ね第2日曜日に開催>
 ・日時:8月11日(日)午前11時~午後1時
 ・場所:函館地域生活支援センター2階(駒場町9-24)
 ・参加費:無料     ・連絡先:野村(090-6261-6984)
 
◆道南ひきこもり家族交流会「あさがお」例会 <概ね第2日曜日に開催>
 ・日時:8月11日(日)午後2時~午後4時  
・場所:函館市総合保健センター2階会議室(五稜郭町23-1)   ・資料代:200円(会員は無料)
 ・連絡先:函館渡辺病院医療福祉科(0138-59-4198)  野村(090-6261-6984)  

◆登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会 例会 <概ね第3日曜日に開催>
・日時:8月18日(日)13時30分~16時
・場 所:函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4-19)
 ・資料代:200円(会員は無料)   ・連絡先:野村(090-6261-6984)  

◆「昴の会」~不登校をともに考える会 例会 <概ね第4日曜日に開催>
 ・日時:8月25日(日)14時~16時  16時~社会福祉士による個別相談
・場所:北斗市七重浜住民センター「れいんぼ~」3階研修室(JR七重浜駅に隣接)
 ・連絡先:川崎(090-9438-0825)   ・資料代:300円(会員は無料)

◆登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会「多様な学び」勉強会
・日時:8月31日(土)13時30分~15時30分
・場 所:函館市総合福祉センター「あいよる」3階第2会議室(若松町33-6)
 ・資料代:200円(会員は無料)   ・連絡先:高石(090-1304-0586)

◆はこだて若者サポートステーション(サポステ)
 ※ 就労・就学していない15歳~39歳の方を対象に、各種社会体験やトレーニングのプログラムを
   実施し、就労・就学に向けた支援を行っています(サポステは基本的に就労支援機関です)。
・日時:毎週火曜日13時~14時「就トレ」、14時~16時30分「居場所」
    毎週木曜日13時~15時「はこサポワーク」、15時~16時30分「居場所」
    随時、各種講座、職場見学、ジョブトレーニング、学校連携事業、本人及び家族の個別面接
    相談(カウンセリング)等も実施しています。 
 ・場所:北海道国際交流センター はこだて若者サポートステーション(元町14-1)
 ・申込先:0138-22-0325   ・参加費:無料 

「函館アカシヤ会」5・6月例会より④

 ②③でご紹介したように、先生方にはたいへん失礼な表現になりますが、「先生の当たり外れ」が子どもにとって一生を左右することになりかねないことを、あらためて訴えたいと思います。
 特に、不登校に限らず「発達障害」や精神疾患等、様々な困難や辛さを抱えたお子さんについて、その実情を正しく理解し適切に関わらないと、後に大きな禍根を残すことになりますので、自分たちの教育方針に固執せず、また自分だけで抱え込まず、様々な支援と繋がるよう努めていただきたいと願っています。

 最近の例会に、不登校やフリースクールについてを勉強したいという大学生の方が参加され、とても嬉しいです。平均年齢もグッと下がりました(^_^;) その学生さんは「親御さんが子どものペースに合わせ、子どもの『自己決定』に必要な時間を大切にしていることに感銘した」という感想を述べていますが、本当にそう思います。
 また、ご自分の体験を振り返り、「進学から今度は就職に向かうコースに乗って進んできたが、いつも追い立てられるような感じで、自分自身をじっくり考えることが少なかったように感じている。不登校は、子どもが自分のことをじっくり考える貴重な時間かもしれない」とお話をしていましたが、とても大切な視点だと思いました。

函館アカシヤ会登校拒否と

「函館アカシヤ会」5・6月例会より③

 不登校中の中学生のお子さんが小学校高学年の時、担任の先生が朝迎えに来る度に「このままでどうする」と迫るために、お子さんはすっかり教師不信に陥り、会わなくなったそうです。今の学校は無理に登校を迫ることはなくお子さんも落ち着きを取戻し、まだ動き出してはいませんが気持ちが外に向き始めているようです。

 進学校の高校に入学したお子さんが、部活の人間関係などいろいろなことから登校が辛くなり、休みがちになっています。今はメンタルクリニックに通いながらなんとか登校はしていますが、担任の先生が「保険をかけるつもりで」高校卒業認定試験の準備を勧めてくれたそうです。その先生は、「できれば登校してほしいし、できるだけ卒業できるよう協力するが、登校しなければという気持ちが負担になって病状が悪化することも心配なので、立場上表だって勧めるわけにはいかないが、卒業できない事態に備えて、高認との両面作戦を検討してはどうか」と提案されたそうです。主治医とも相談し「その方が良い」との助言も得て、「すまいる」に相談することになりました。先生のとても柔軟な対応はありがたいですね!

「函館アカシヤ会」5・6月例会より②

 中学で不登校になったお子さんが通信制高校に進みましたが、その勉強ペースに縛られるより、自分のペースで勉強して「高校卒業認定試験」の合格を目指す方が、本人の希望する大学進学の近道と考えるようになり、通信制高校に席をおいたまま、函館圏フリースクール「すまいる」の学習支援プログラムを活用しているそうです。まさに「いろんな道がある」ことを教えてくれるお話でした!(^^)!
 
現在中学生のお子さんで、最近は通学を再開していますが、「いじめ」もあって不登校の時期が長く、「義務教育をきちんと保障されていない」と考え、自主夜間中学「遠友塾」に相談し、毎週水曜日の夜、祖父母世代の受講生と一緒に授業を受けているそうです。世代を超えた交流はきっと良い体験になると思います!(^^)!

「函館アカシヤ会」5・6月例会より①

 登校拒否と教育を考える「函館アカシヤ会」は、概ね毎月第3日曜日に例会を開いています。5月17日の例会は11名の参加で、かつて不登校を経験したという40歳代の方が初参加され、ご自身の体験も語ってくださいました。現在、メンタルクリックを受診していますが「無理に無理を重ねた」ことがひとつの要因になっている思うというお話をされていました。6月21日の例会も11名名の参加で、じっくり語り合いました。今年中学を卒業して進学の道を歩み始めたお子さんの親御さんが3名も参加され、喜びと不安が行ったり来たりの心境が率直に語られ、これからの関わり方について学び合いました。
 「合格しても入学しないかもしれない」という前提で高校受験して合格しお子さんが、だいぶ迷ったそうですが結局入学したそうです。このように、「〇〇しなければならい」と決めてかかるよりも、「そのときになったらまた考える」というスタンスの方が動きやすいと思います。ご家族も、「通学が辛くなればいつ辞めても良い」とお子さんに伝えているそうですから、それがお子さんの気持ちを楽にし、「とりあえずやってみるか」という気持ちにつながったのではないでしょうか。この「とりあえず」とか「ダメもと」という発想がとても大事だと思いました!(^^)!


道南ひきこもり家族交流会「あさがお」5・6月例会報告④

 「樹陽のたより」の5月例会は7名、6月例会は8名の参加で、近況や悩みなどをいろいろ語り合い、有意義な時間を過ごしています。また、新しい参加者の方も増えています。
 アスペルガー症候群の診断を受け、障がい者就労支援の制度を活用して常勤雇用に就いている方の体験談はとても示唆に富むものでした。その時々の上司・同僚の理解の程度により働き方が大きく左右されるのが悩みで、3月までは「窓際族」のような扱いを受けていましたが、4月の人事異動で障害者の就労に理解のある上司に変わり、新しい業務への挑戦をサポートしてくれるなど今は生き生き働いており、「人との出会い」の大切さを実感しているそうです。
 それと、就労後も職場との調整などで障がい者就業・生活支援センター「すてっぷ」の支援を受けていることや、精神的に辛いときには、「樹陽」の集いに会場を貸してくださっている「函館地域生活支援センター」でも話を聴いてもらえることが、本人にとって大きな支えになっているとのことです。
 また、はこだて若者サポートステーションの様々なプログラムに参加しはじめてから、生活に張り合いが出てきて、就労についても意識が高まってきたとお話される方もいますので、早めに助けを求め、「支援を上手に活用すること」の大切さをあらためて実感しています。

道南ひきこもり家族交流会「あさがお」5・6月例会報告③

(2)「Youメッセージ」ではなく「Iメッセージ」で
そうは言っても、日々子どもさんに接していますと、「腹に据えかねる」ことも多々あると思います。そんなときに、「腫れ物に触る」ような気持ちで、自分の感情を押し殺してばかりいますと、今度は親御さんの心が折れてしまいますので、自分の気持ちを率直に伝えても良いと思います。その際、「あなたは〇〇だから□□しないといけない」とか「△△することがあなたのためになる」というように、「あなた」を主語にした言い方は逆効果で、「私はこう思う」とか「私は〇〇の状態が辛いので、協力してほしい」のように「私」を主語にした言い方に心がけたいと思います。

(3)「こうあるべき」論ではなく「事実」を告げる
 今回も「定年で年金生活になり、今までのようにいかないと思うので困っている」というお話が出ましたが、生活条件が変わるときなどが、そのような話題を出す良いきっかけになります。その際も「このままでは困るので、〇〇しなさい」と言う必要はなく、事実のみ伝えるだけで良いと思います。例えば、「これからはわが家の収入は〇〇円で、家族が生活し、老後に備えるためには□□円が必要だから、あなたのために用意できるのは△△円」ということをきちんと伝えて、後は本人に考えてもらうわけです。「これを機に本人の自覚を促す」という気持ちになるのは分かりますが、おそらくそのような対応は逆効果で、「家計簿の情報公開」が大切だと思います。また、それをしないで「このままでどうする」とお子さんをいくら責めても、お子さんには響かないと思います。

道南ひきこもり家族交流会「あさがお」5・6月例会報告②

 前回ご紹介した家族の悩みは、「どこまで受容し、どこからは拒否するのか」という「線引き」の話になりがりですが、ひきこもりに至る経過や背景、家庭の事情など一人ひとり違いますので、マニュアル的な答はありません。ただ、家族が持つべきスタンスとして、次のことは共通しているように思います。
(1)本人の今の状態を否定しない
表面的に見れば、本人もおそらく今の状態に満足しているはずがなく、例えば「親の支えがなくなったらどうなるだろう」という不安の気持ちでいっぱいだと思います。
 不安を持っている人に対し、さらに不安を大きくするような言葉がけは逆効果ですので、まずは「何かの事情で、今の状態が必要になっている」と考えて、「今本人が出来ていること」に着目することが大切かと思います。 
 ある親御さんが、「仕事を3か月で止めてしまう」という見方から、「本人の今の状態で、3か月も仕事をすることができた」と、こちらに見方を変えることで、子どもに対する接し方が変わっていったとお話されていましたが、ナルホド!と感銘を受けました。
 また「樹陽」の田中透さんがよく「言葉の持つ力」について語っているように、「あんたは私の子どもだから大丈夫、素晴らしい」とまずは口に出してみることも一つの方法かもしれません!(^^)!

道南ひきこもり家族交流会「あさがお」5・6月例会より①

 5月12日の例会は家族・当事者21名、サポーター4名の25名、6月9日の例会は家族・当時者16名、サポーター3名の19名が参加、いずれも初めてや久しぶりの方も多かったので、自己紹介を兼ねて現在の状況や悩みなどを語っていただきましたが、やはり2時間では全く時間が足りませんでした。グループに分かれてもっとじっくる話し合う方が良いのか、全体で共有したい大事な話題もたくさん出されるので今のスタイルが良いのか悩むところですのが、7月は2グループで話し合う予定です。

 今回も、「信じて待つことが大切だ」という思いと、「甘やかしているのではないかと不安になる」という自問が常に行きつ戻りつする葛藤について、たくさんのご家族からお話が出されました。
 「学校を卒業して家から離れて暮らしているが、仕事が長続きせず仕送りを止めることができない」とか「食事付きで家に居て、ゲームやネットなど好きなことばかりやっているので、今の生活に安住しているように見える」、「身の回りの始末など自分のことは自分でやってほしいが、親任せになっている」「いつまでもこのままでは困ると思っていても、何か働きかけて関係がこじれて家の空気が悪くなのが心配」等々出されましたが、これらは多くのご家族に共通する悩みではないでしょうか。

道民教おたる集会で「いじめ・体罰」関連レポートを報告を予定

 下記集会に参加、レポート報告の予定ですので、お近くの関係者の皆さまにお知らせいただだければ幸いです。

【第52回道民教合同研究おたる集会】
■と き 2013年8月1日(木)・2日(金)
■ところ 共育の森学園(旧小樽短大、小樽市入舟4-9-1)
■主なプログラム
 (1日)10:00~11:30 公開講座
     13:00~14:30 記念公演「教育を意くる哲学を探して」 講師:佐藤博さん(教育科学研究会常任委員)
     15:00~17:30 分科会(第4~不登校の子どもたちとともに・教室外での子どもの学びと成長)
       ※当分科会で野村が「いじめ・体罰問題と多様な学びの保障」についてレポート報告の予定です。
     17:30~ 交流会
 (2日)9:00~10:30 公開講座  10:40~13:50 分科会
    14:00~15:00 特別講演「明日の自由を守るために」 講師:神保大地さん
                 (弁護士・さっぽろ法律事務所)
■参加費 教師:4000円(一日目2500円、二日目2000円) 一般:2000円(一日参加1000円)
■主 催  北海道民間教育研究団体協議会 連絡先☎090-9752-3655(事務局・太田)
                                Eメール:ittetu@alpha.ocn.ne.jp

野村俊幸 tnomura@sea.ncv.ne.jp
携帯:090-6261-6984 FAX:0138-57-3041
http://tnomura0310.blog118.fc2.com
*上記ブログで6月11日~7月3日「体罰の根絶を!13回連載しました。
*「わが子が不登校で教えてくれたこと」(文芸社)千円+税
 残部僅少。書店・アマゾン等で注文または著者より直送可(送料は当方負担)

ひきこもり支援研修会のお知らせ

 下記研修会がありますので、お近くに関心をお持ちの方がおいででしたらお知らせいただければ幸いです。
【平成25年ひきこもり支援事業・ひきこもり支援研修会】
■日 時:8月2日(金)13:30~15:30
■場 所:拓殖大学北海道短期大学101教室(深川市メム4558)
■内 容:講演「不登校・ひきこもりの理解と支援~わが家の体験と相談現場から」
          講師 野村俊幸(はこだて若者サポートステーション相談員
                    社会福祉士・精神保健福祉士) 
      事業紹介「深川保健所におけるひきこもり支援」
      質疑応答
■参加費:無料、定員:100名
■主 催:北海道深川保健所 
■申込み問合せ先:深川保健所健康推進課主査(精神保健)☎0164-22-1421

野村俊幸 tnomura@sea.ncv.ne.jp
携帯:090-6261-6984 FAX:0138-57-3041
http://tnomura0310.blog118.fc2.com
*上記ブログで6月11日~7月3日「体罰の根絶を!13回連載しました。
*「わが子が不登校で教えてくれたこと」(文芸社)千円+税
 残部僅少。書店・アマゾン等で注文または著者より直送可(送料は当方負担)

体罰の根絶を!⑬~体罰の悪影響についての知見②

(前回の「知見」は①でした) 
 北海道新聞の「子育て相談室」はとてもためになるコーナーで、2013年2月17日に、「子どもをついたたいてしまう」という親御さんの悩みに、あいばさちこさん(「母子相談室みみずく」主宰・カウンセラー)が、体罰によるしつけの主な弊害として次の3点をあげています。
①暴力的な子どもになること。親が暴力の手本を見せ「理由があれば、また自分の力が強ければ暴力を振るって
 もよい」と教えている
②体罰をする親の前だけでおとなしく振る舞い、陰で悪さを働くようになること。罰を避ける方法だけを学ぶ 
③子どもが「自分は罰を受けて当然の悪い子だ。無力で価値のない人間だ」と思いこむこと。そして、「たたい
 てしまったときはまず子どもに謝り、できれば抱きしめてあげてください」と述べています。

 これにも全く同感です。完璧な親はいません。間違いも犯します。それに早く気がつき、それを正すことで自分もまた成長すると思います。私自身、長女が中学2年生で不登校なったときに「学校に戻そう、戻そう」として長 女を追い詰めたことの反省から、今のような活動を始めました。
 私のような間違いをする親御さんを一人でも減らしたいことや、長女への罪滅ぼしの気持ちもあります。まさに「子育て」は「親育ち」を実感する39年間の親業でした(^_^;) それはこれかからも続くでしょうし、さらには孫たちからもたくさんのことを教えてもらっています!(^^)!
 拙い連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。

※お知らせ:「わが子が不登校で教えてくれたこと」(文芸社、千円+税)が残部僅少となりました。書店やアマ
     ゾン等でご注文いただくか、著者から直送(送料は当方負担)もできますのでご希望の方はご一報ください。

体罰の根絶を⑫~体罰の悪影響についての知見②

 体罰が子どもの成長・発達に与える悪影響については、心理学的・精神医学的な専門分野の調査・研究が数多く発表されています。私はその領域では素人ですので、ナルホド!と共感したご意見をいくつか紹介します。
 「子どもの権利を擁護・推進する子どもすこやかサポートネット」には、たくさんのとてためになるメッセージが掲載されています。
 その中で、大ベストセラー「子育てハッピーアドバイス」シリーズで著名な児童精神科医の明橋大二さんが、『2002年、アメリカで約36000人を対象に行われた大がかりな調査(GershoffET,2002)によれば、体罰を受けた子どもは、その時には、親の命令に従う、といった「効用」があるが、一方で、長期的には、①攻撃性が強くなる ②反社会的な行動に走る ③精神疾患を発症する などのさまざまなマイナス面が見られることが判明しました。また、0歳~6歳の子どもを追跡調査した「大阪レポート」(服部祥子・田原正文「乳幼児の心身発達と環境~大阪レポートと精神医学的視点」)でも、体罰を用いたしつけは、短期的にみると有効に見えても、時間がたつにつれ、特に言葉、社会性の発達に、はっきりと遅れが生じていました。』と指摘しています。
 さらに『体罰はまた虐待の温床にもなっています。この日本においても、家庭を含むすべての体罰が禁止されることを強く望みます』と述べていますが、全く同感です。
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