今年の講演会活動等を振り返って③

 ということで、今年もいろんなところにお邪魔して、たくさん交流ができました。やはり、当事者や関係者の生のお話をうかがうのが何よりの勉強になりますので、来年もそんな機会がたくさんあることを願っています。それと、飛行機が苦手で、時間が許す限り鉄路を利用したいものですから、今年も道内はもちろんですが広島や関西もJRで往復しましたが(^_^;)、おかげで車中は貴重な読書室になり、たまっていた未読書をたくさん読むことができました(*^_^*)

【172】12月11日(水) 函館市家庭教育セミナー(函館市立桔梗小学校教職員研修会)
   講演「不登校について~わが家の体験とソーシャルワークの実践から」
   主催:函館市教育委員会・函館市立桔梗小学校  参加者:29名


【171】11月6日(水)18:30~20:30 不登校・ひきこもり講演会及び相談会(富良野市文化会館)
   講演「不登校・ひきこもりの理解と支援~わが家の体験と相談現場から」
   主催:富良野地方精神保健協会・北海道富良野保健所 参加者:約50名


【170】9月24日(火)13:30~15:00 生活保護事務職員研修会(檜山合同庁舎)
講演「不登校・ひきこもりの理解と支援~わが家の体験と相談現場から」
    主催:北海道檜山振興局社会福祉課所 参加者:約15名 

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今年の講演会活動等を振り返って②

 夏は宝塚での「全国大会」から戻ってすぐに小樽・深川に行き、その後で十勝川温泉で開催された「登校拒否・不登校問題全国のつどい」にも参加してきましたので、いささかハードでしたが、いろんな出会いがあり、有意義なツアーとなりました。

【169】8月2日(金)13:30~15:00 ひきもり支援研修会(拓殖大学北海道短期大学)
講演「不登校・ひきこもりの理解と支援~わが家の体験と相談現場から」
    主催:深川保健所 参加者:約50名 

【168】8月1日(木)第52回道民教合同研究おたる集会「不登校の子どもたちとともに」分科会
世話人・レポート発表「いじめ・体罰問題と多様な学びの保障」 参加者10名

【167】7月29日(日)9時~12時 登校拒否を考える夏の全国大会分科会(宝塚ホテル)
     「いじめ・体罰を考える」司会 助言者:羽下大信さん (18名参加) 

【166】6月13日(木)18時~20時 2013年度子育てサポーター養成講座(七飯町、13名)
    講演「子どもの福祉~子育てに生かすソーシャルワーク」
    主催:はるこどもクリニック

【165】5月26日(日)14:00~16:30 「昴の会」4周年「すまいる」1周年記念講演会&寄席
「いじめ・体罰を考える~わが家の体験と相談現場から」(北斗市れいんぼ~、35名)

【164】5月22日(水)10時~13時 檜山管内養護教員(北部グループ)研究会
「子どもがかかえるこころの問題と養護教諭の役割~不登校・ひこもり・いじめを手がかりに」
(せたな町ふれいあいプラザ、9名)

今年の後援会活動等を振り返って①

 今年も残すところわずかになりました。講演会やフォーラムのコーディネーターなどでお話させていただく機会もいろいろあり、主催者や参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。各地で関係者の方々と直接お話合いできるのは何よりの勉強になります。今年は特に、広島県廿日市市社会福祉供養議会で丸々二日間ボランティア養成講座を担当させていただいたのはとてもありがたく、熱心な参加者の皆さんに感激した次第です。おかげで世界遺産・宮島も参拝でき、こちらも感動しました。

【163】2月13日(水)13:30~16:30「不登校・ひこもり支援について考える」学習会
    主催:廿日市市社会福祉協議会 会場:あいプラザ、参加者:約80名

【162】2月13日(水)10時~14日(木)16時 不登校児などの居場所づくりボランティア
    養成講座 受講者:32名 主催:廿日市市社会福祉協議会 会場:あいプラザ

【161】2月5日(火)18:30~20:00 平成24年度第2回思春期保健連絡会
「不登校・ひきこもり・いじめへの対処~わが家の体験と相談現場から」
(事務局:市立函館保健所、総合保健センター、17名)

【160】1月25日(金)18:30~20:30 道南社会福祉士会1月定例学習会(青年センター、12名)
「いじめにどう対処するか~わが家の体験とソーシャルワークの視点から」

【159】1月23日(水)18時~21時 第5回(仮称)函館市子ども条例制定検討委委員会
「不登校・ひきこもり・いじめ問題を通して『子ども条例』に期待すること」
    (函館市総合保健センター、委員・事務局・傍聴約30名参加)

年明けからもいろんなイベントが続きます(*^_^*)

 今年も残りわずか、いろんな取り組みが続いてあっという間の1年でしたが、来年も年明けから関連イベントが続きます。まずは「道南社会福祉士会」の公開学習会が下記のとおり開催されますので、関心をお持ちの方にご案内いただければ幸いです。

【さまざまな辛さを抱え、社会的に不利な立場におかれている子ども・若者の支援を考える】
□日 時:2014年1月17日(金)19時~21時
□会 場:サン・リフレ函館(函館市大森町2-14)
□参加費:無料、事前申し込みは不要です
□参加対象:社会福祉士会会員のほか、このようなテーマに関心を
        お持ちの方やお悩みの方などどなたでも参加できます。
□プログラム
 19:00~19:05 開会挨拶・オリエンテーション
 19:05~19:50 講演①「不登校‥<自分>にとって大切な時間」
               ~「函館圏フリースクール すまいる」の実践を通して
           講師:庄司証さん(「函館圏フリースクール すまいる」代表)
 19:50~20:35 講演②「就労や社会参加の前で立ち止まる若者が自分の力で歩くとき」
              ~「はこだて若者サポートステーション」の実践を通して
           講師:染木加奈子さん(「はこだて若者サポートステーション」
                         プログラムコーディネーター)
 20:35~20:55 質疑・意見交換
 20:55~21:00 閉会挨拶
□主 催:公益社団法人北海道社会福祉士会道南地区支部
□後 援:函館市  函館市教育委員会  北海道教育庁渡島教育局  北海道渡島保健所 
      一般財団法人北海道国際交流センター  函館圏フリースクール すまいる
      登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会  道南ひきこもり家族交流会「あさがお」
□連絡先:西元(☎090-2056-6499) 野村(☎090-6261-6984)

不登校の子どもの権利宣言⑥

 以上紹介してきた宣言は東京で開催された第20回「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会2009」で報告されました。私はその会場で、子どもたちの堂々とした発表を聞いて感涙を抑えることができませんでした。
 この宣言は、不登校だけではなく、さまざまな苦しみや辛さを抱える子どもや若者にとっても力強いメッセージですし、教育改革をはじめ、子ども・若者をめぐる日本社会の多くの課題を解決する手がかりの宝庫です。こんなに鋭く豊かな感性と、社会に対する前向きな意見を持った子どもや若者が育ってきたのですから、私は日本の未来に大きな希望を持っています。
 現在、この宣言を作成したメンバーを中心に『「不登校の子どもの権利宣言』を広めるネットワーク』を立ち上げ、活発な取り組みを進めています。2011年7月には、不登校の子どもたちが実際に体験したことをもとに、各条文の持つ意味や役割を解説した追補版を発表し、普及に取り組んでいますので、詳しくは同ネットワークのHPをご覧ください。
 私は、不登校に関わるすべての人々がこの宣言を読み、この声を「不登校支援のこれからを考える」ための礎にすることを願っています。

*「わが子が不登校で教えてくれたこと」(文芸社)千円+税
 残部僅少。書店注文または著者より直送可(送料は当方負担)

不登校の子どもの権利宣言⑤

9 プライバシーの権利 
  おとなは私たちのプライバシーを侵害してはならない。例えば、学校に行くよう説 得するために、教師が家に勝手に押しかけてくることや、時間に関係なく何度も電話 をかけてくること、親が教師に家での様子を話すこともプライバシーの侵害である。 私たち自身に関することは、必ず意見を聞いてほしい。
10 対等な人格として認められる権利
  学校や社会、生活の中で子どもの権利が活かされるように、おとなは私たちを対等 な人格として認め、いっしょに考えなければならない。子どもが自身の考えや気持ち をありのまま伝えることができる関係、環境が必要である。
11 不登校している私たちの生き方の権利
  おとなは、不登校している私たちの生き方を認めてほしい。私たちと向き合うこと から不登校を理解してほしい。それなしに、私たちは幸せになれない。
12 他者の権利の尊重
  私たちは、他者の権利や自由も尊重します。
13 子どもの権利を知る権利
  私たちには、子どもの権利を知る権利がある。国やおとなは子どもに対し、子ども の権利を知る機会を保障しなければならない。子どもの権利が守られているかどうか は子ども自身が決める。

子どもの権利宣言④

6 差別を受けない権利 
  不登校、障がい、成績、能力、年齢、性別、性格、容姿、国籍、家庭事情などを理 由とする差別をしてはならない。例えばおとなは、不登校の子どもと遊ぶと自分の子 どもまでもが不登校になるという偏見から、子ども同士の関係に制限を付けないでほ しい。
7 公的な費用による保障を受ける権利
  学校外の学び・育ちを選んだ私たちにも、学校に行っている子どもたちと同じよう に公的な費用による保障を受ける権利がある。例えば、フリースクール・フリースペ ースに所属している、小中学生と高校生は通学定期券が保障されているが、高校に在 籍していない子どもたちには保障されていない。すべての子どもが平等に公的費用を 受けられる社会にしてほしい。
8 暴力から守られ安心して育つ権利
  私たちには、不登校を理由にした暴力から守られ、安心して育つ権利がある。おと なは、子どもに対し体罰、虐待、暴力的な入所・入院などのあらゆる暴力をしてはな らい。

不登校の子どもの権利宣言③

2 学ぶ権利
 私たちには、学びたいことを自身に合った方法で学ぶ権利がある。学びとは、私たちの意思で知ることであり    他者から強制されるものではない。私たちは、生きていく中で多くのことを学んでいる。
3 学び・育ちのあり方を選ぶ権利
  私たちには、学校、フリースクール、フリースペース、ホームエデュケーション(家で過ごし・学ぶ)など、 どのように学び・育つかを選ぶ権利がある。おとなは、学校 に行くことが当たり前だという考えを子どもに押 付けないでほしい。
4 安心しして休む権利
  私たちには、安心して休む権利がある。おとなは、学校やそのほかの通うべきとさ れたところに、本人の気持ちに反して行かせるのではなく、家などの安心できる環境 で、ゆっくり過ごすことを保障してほしい。
5 ありのままに生きる権利 
  私たちは、ひとりひとり違う人間である。おとなは子どもに対して競争に追いたて たり、比較して優劣をつけてはならない。歩む速度や歩む道は自身で決める。

不登校の子どもの権利宣言②

前文
 私たち子どもはひとりひとりが個性を持った人間です。しかし、不登校をしている私たちの多くが、学校に行くことが当たり前という社会の価値観の中で、私たちの悩みや思いを、十分に理解できない人たちから心無い言葉を言われ、傷つけられることを経験しています。
 不登校の私たちの権利を伝えるため、すべてのおとなたちに向けて私たちは声をあげます。
 おとなたち、特に保護者や教師は、子どもの声に耳を傾け、私たちの考え方や個々の価値観と、子どもの最善の利益を尊重してください。そして共に生きやすい社会をつくっていきませんか。
 多くの不登校の子どもや、苦しみながら学校に行き続けている子どもが、一人でも自分に合った生き方や学び方を選べる世の中になるように、今日この大会で、次のことを宣言します。

1 教育への権利
  私たちには、教育への権利がある。学校へ行く・行かないを自身で決める権利が  ある。義務教育とは、国 や保護者が、ずべての子どもに教育を受けられるようにす  る義務である。子どもが学校に行くことは義務で はない。

不登校の子どもの権利宣言①

 社会福祉の分野では「当事者主権」ということが重視されています。支援を受ける人は、単にサービスの受け手ではなく、積極的に自分の生きる場づくりに関わっていくのです。ですから、不登校の子どもたちに関わるならば、まず不登校の子どもたちの声を聴く必要があります。 
2009年8月、全国のフリースクールやフリースペース、ホームエデュケーションを利用する子どもや若者が東京で交流合宿を開催し、「不登校の子どもの権利宣言」を発表しました。
 この宣言作りのきっかけは、フリースクール「東京シューレ」に通う子どもたちが、ユニセフの活動や「子どもの権利条約」を紹介する施設を見学した際、「君たちは幸せだ。ご飯を食べられ、学校に行けて戦争にも駆り出されない」と言われたことでした。
 自分たちは本当に幸せなのか、学校が合わなくて苦しんだ自分たちはどうしたらいいか、「甘えている」「わがまま」といった言葉にどうこたえればいいのか…。自分たちを見つめ直そうと「子どもの権利条約」について勉強し、話し合いを重ねました。そして、このような宣言を発表するまでに成長したのです。
 これからしばらくその宣言を連載しますので、当事者の生の声をお聞きください。

「函館アカシヤ会」9・10月例会より⑤

 (子どもが検査や受診する気持ちになったいない場合など)このような場面に限らず、親の不安感が先に立って子どもに働きかけることで、親子関係が悪化することは多くのご家族が経験していると思います。
 受診は「目的」ではなく、本人がこれからの生活にプラスになるために「利用」するものですから、利用する気持ちがない段階では役に立ちません。そのためには、いろんな経験を経ることで、うまく行かないことに本人が気がつき悩み、「何とかしたい」とい気持ちなるというプロセスが必要です。
 そのときに、「お前はどうしてダメなんだ」と親が本人を責めたりしないで、その辛さに共感し一緒に考えるというスタンスが大切です。ですから、親御さんが「子どもは発達障害かもしれない」と悩んだならば、親御さんがまず専門相談機関を利用し、発達障害についての正しい理解と、子どもへの適切な関わりかたを学ぶことから始めた方がよいと思います。

*「わが子が不登校で教えてくれたこと」(文芸社)千円+税
 残部僅少。書店注文または著者より直送可(送料は当方負担)

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