函館アカシヤ会例会より④:「見守る」と「見張る」(^_^;)

【「見守る」ことの難しさ】
 前回のレポートで運営委員のGさんが述べているとおり、「待つことの大切さ」を学び、実感できるのが例会のとても大きな役割だと思います。
  ここで言う「待つ」とは、「何もしない」ということではなく、「子どもに寄り添って見守る」という積極的な行動なのですが、それがまたとても難しく、保護者の心は絶えず揺れることもまた事実です。そのことをお互いに再認識し、支え合うこともまた例会の大きな力なんだと思います。
  また、「待つ」ことと合わせて「見守る」ことの大切さもよく語られます。4月例会である親御さんが、自戒の念を込めて「子どもを『見守る』つもりが『見張る』ことになっていないでしょうか」と仰っていました。
  ナルホド!これは鋭い指摘で、参加者一同、思わず「うーん」と唸って、大きく頷き合いました。親、親族、教師など、大人たちの一挙手一投足を子どもはしっかり見ていて、大人たちの意図を確実に感じ取ります。「子どもを何とかしよう」と考える前に、自分自身を見つめ直すことが大事なんですね(^_^;)、
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函館アカシヤ会例会より③:一人一人の多様性を認める教育システムを!

【運営委員Gさんのレポーと・続き】  
  2月22日(土)の夕方、HBCテレビ『TBS報道特集』という番組で「学校を飛び出した子どもたち~多様な学び」が放送された。現在、全国に12万人の不登校の子どもたちがいる。理由や原因、きっかけなどは様々…。
  それは函館アカシヤ会の親子も同じ。《みんなちがって、みんないい》 学校は、先生の言うことを素直に聞くロボット作りから、子どもたち一人一人の多様性を認めようという体制・システムに徐々に変わりつつある(そうなることを強く望みます!)。
 ずっと「不登校・ひきこもり」だった子どもがコンサートやプロ野球観戦などをきっかけに外の出たという例もあるように、何がきっかけで、どんなタイミングで外出できるようになるかは、悲しいかな誰にも分からないようです。
子ども自身が感じ・考え・動き出すまで大人たちは待つしかないようです。 
  函館地域には幸いにも「アカシヤ会」や「昴の会」「フリースクール すまいる」など不登校の問題を真剣に受け止め、語り合う場があります。その意義は益々大きくなっているように思います。この現実を学校現場の教職員や医療、福祉などに関わる人たちは真摯に受け止めて、教育委員会など教育行政に改革・改善の声を是非とも挙げていただきたいものです。

函館アカシヤ会例会より②:「学校に行かない」という選択で元気に!

【運営委員・Gさんのレポーと】
  「学校は必ず行くものだ」との思いから《無理やり、車に乗せて、子どもが泣こうが喚こうが、ビンタしてでも学校に連れて行った…》「どうして学校に行ってくれないのか?」と子どもを責め、親本人も自身の躾や子育てを責め続ける…アカシヤ会でよく聞かれる話であり、不登校・登校拒否の親子が「来た道また通る道」であるようです。
野村さんの本を読み、アカシヤ会で色々な話を聞いて「学校に行かない!」という選択をしたら、子ども本人も親も元気になっていった。通常学級の教室には行けないが校長室や保健室、会議室など数時間だけ登校して『出席扱い』にしてもらっている場合もあるが、学校によっては放課後や家庭訪問などで担任と会うことで『出席扱い』してくれる場合もあるらしい。学校は「行かなければならない場所」というより「(部分的にでも)利用する場所」と考えると気が楽になるという話があり、『なるほどなぁ~』と納得。最近では、「函館圏フリースクール すまいる」の学習支援を利用する親子も増加傾向とのこと。

「登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会」3・4月例会報告①

  函館アカシヤ会3月20日例会は12名と久しぶりに少人数でしたので、グループ分けせずに全体で語り合いました。お子さんの年齢も小学生から成人した方までに幅広く、不登校の経過や状況も多岐にわたりましたので、幅広く貴重な体験や情報を共有することができました。
  4月17日例会は16名の参加でした。お孫さんが不登校になり、どのように関わったらよいか勉強したいと初めて参加された方のお話を中心に、みんなで語り合いました。また、この春にお子さんが高校進学したご家庭も多く、焦らずに子どものペースを大事にして見守りたいというお話も出ました。最近は16時以降も会場を確保していますので、例会終了後の自主交流も活発です。 

  アカシヤ会の今年の講演会は11月20日(日)、高橋実花先生にお引き受けいただきました!(^^)!
□日 程 (講演)13:30~14:50  (質疑・意見交換)15:00~16:00
 □会 場 函館市総合福祉センターあいよる4階会議室(予定)
 □テーマ 困難を抱える子ども・若者に寄り添うために~家族・教師・支援者などにお願いしたいこと
□講 師 高橋実花さん(小児科医、北海道発達障害者支援センター「あおいそら」相談員)
 □参加費 200円、会員及び後援団体メンバーは無料
 □後援(予定) 道南ひきこもり家族交流会「あさがお」  「昴の会」~不登校をともに考える会
         函館圏フリースクール すまいる など

「あさがお」例会報告③:「樹陽のたより」も元気です(*^。^*)

  4月10日の「あさがお」例会も26名とたくさんの方に参加いただきました。三上昭廣先生が参加してくださいましたので、今回は三上先生を囲んで「精神疾患が気になる」という方々と、日常生活全般についてテーマにしたいという2グループに分かれて話し合いました。
  「樹陽のたより」の3月例会は札幌からのゲストの方も含め9名が参加、4月例会は初参加の方を含めて8名が参加しました。
  この集いは特にテーマを決めないで近況を語り合ったり、みんなに聞いてみたい話題など自由に出し合い情報交換しています。何か解決策を求めたいという方には物足りないかもしれませんが、お喋りすること自体が目的の「井戸端会議」みたいものですから、和気あいあいの雰囲気です。コミュニケーションに苦手意識があったり、他人と接触することに不安のある方なども参加しやすいと思いますので、どうぞお気軽にご参加ください。
  話題の中には、精神科受診に関する耳寄りな情報や、元気な気持ちになるような生活上の工夫や秘訣、障害認定を受けたことが自分にとってどうだったかという体験談、障害者就労や作業所の利用の仕方、「こんなことをやろうとしている」といった将来への夢などの話題は様々です。PCをしっかり学んで在宅ワークを立ち上げたいなど、元気をもらえる話も出ました!(^^)!

「あさがお」3月例会より②:「障害受容」の難しさと大切さ

今回もたくさんの話題が出て、皆で共有しながら考えていきました。一見進歩と見られる状況も自信につながる場合もあれば、かなりの負担を感じている場合もあって、一様に語れないことを痛感します。
 以前より人の中に出て行くことができるようになったとか、まったく知らない人への対応をするなどの変化が見られても、それが本人には決死の覚悟のもとに行われている場合には、進歩しているけれど本当に本人には必死なことなのだと思うと、大変だなと思うと同時にその階段を上る経過が難しいものであることが再認識されてしまいます。
 このような状況への家族の複雑な思いは、当事者を持つ家族だからこそ分かり合える気持ちであり、時間の長さを受け入れる思いでもあるのかなと感じました。
 障害を親子で受け入れるのも難しい問題です。特徴をよく理解して見守ることも大切です。特徴によってはルールを設けることが生活上必要な場合、またその制限や決まりによって本人がここまでなのだと理解して安定することもあるので、診断された機関との連携も大切になっていきます。
 子どもの年齢が高くなっていくと、支える親の年齢も高くなったり、体調が悪くなると先が案じられて心配がかさんでいきます。これからも社会資源情報をしっかり得て、皆で情報共有しながら分かり合える場を作っていきたいと思います。
 即解決策を得ることができなくとも、分かり合える瞬間を共有することで繋がりを感じることができます。それがこの「あさがお」なのだと再認識した例会でした。

道南ひきこもり家族交流会「あさがお」3・4月例会より①

【3月例会から:「一歩の歩み」も本人とっては「決死の覚悟」なのです】 
 春を感じる季節になりました。3月13日の例会も21名とたくさんの方に参加いただきましたので、3つの小グループでの語り合い形式で行われました。毎回好評ですので、参加者がより多くの思いを語ることができるこの形で定着していければと思っております。
 小グループで集まってもメンバーが抱えている状況はまったく違います。例えば、当事者の年齢・性別・ひきこもる状況になったきっかけ・現在の生活状況や考え・親子および家族との関係・親の年齢・親の考えと対応の仕方などなどです。
 話し合いでは、その違いを受け入れながら、お互いを理解していきます。理解が深まっていくと、その語りの中に「それはうちでも見られること」「それはあるよね」といった自分と重ねて考える部分があることに気づいてお互いの状況理解がさらに進みますので、メンバーの状況が我がことのように感じられていきます。
 最も多い「それはすごくわかる」状況は、お子さんの見せる態度などよりも、それぞれの「今」が一歩進まない「いらだち」や、「こうなればいいなと」いう思い描きに結びつけていく術やきっかけが得られない焦りや空しさを感じてしまう瞬間の気持ちに対してなのだと思われます。

登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会・今年の2大イベントのお知らせ

 皆さまGWはいかがお過ごしになりましたか。わが家は北海道新幹線初乗車で仙台に行ってきました。札幌へ行くより速く、の乗り心地も快適!(*^。^*) ただ、予想していたように新函館北斗での乗り換えがネックで、ここをどう改善するかが、リピーターを増やすうえでのカギになると感じました。
 さて、今年のアカシヤ会2大イベントをご紹介します。
【その1】 5月15日は拡大例会で1階会議室です。不登校・ひきこもりを体験した当事 者や親御さんに体験を語っていただいて質疑応答を行う形で進行します。
 □日程 (体験発表)13:30~15:00 (質疑・意見交換)15:00~16:00 16時以降は自主交流
 □体験者Sさん発表:20代女性、小学5年生から不登校、フリースペース自由高原などに参加 
□体験者Dさん発表:20代女性、中学で不登校、高校中退後長いひきこもりを経て現在アルバイト中
□お母さんの体験報告は運営委員のTさんとSさん。

【 その2】講演会は11月20日(日)、高橋実花先生にお引き受けいただきました!(^^)!
□日 程 (講演)13:30~14:50  (質疑・意見交換)15:00~16:00
 □会 場 函館市総合福祉センターあいよる4階会議室(予定)
 □テーマ 困難を抱える子ども・若者に寄り添うために~家族・教師・支援者などにお願いしたいこと
□講 師 高橋実花さん(小児科医、北海道発達障害者支援センター「あおいそら」相談員)
 □参加費 200円、会員及び後援団体メンバーは無料
 □後援(予定) 道南ひきこもり家族交流会「あさがお」  「昴の会」~不登校をともに考える会
         函館圏フリースクール すまいる など
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