ひきこもり対談③:専門家が参加する意味

野村 そういう場合と、親にしてみると大きくなってから本当に「突然」みたいな感じでそうなってしまうのとでは、相当違うんですよね。そこで、この学習会については思春期以降の親御さんに限定しています。当事者が入るとかなかなか親御さんも話しにくい部分もありますので、親御さん限定の勉強会ということで、これを第1日曜日にやっています。この主催者は当事者の親御さんたちです。ただ名前を公開するのは、まだ子どもさんたちが現在進行形ですから、いろいろ支障があるわけで、一応連絡先は私が窓口になっているということなんですね。ということで、函館は1,2,3,4と。日曜日ごとに何らか、こういう会が開かれているということですね。

杉本 はあ~。凄いですね。毎週ですしねえ。しかも第2は午前に当事者会もありますもんね。

野村 そうですね。第2日曜日は11時から「樹陽のたより」というひきこもり体験者の集いを開いています。それと「あさがお」から「ふぉろーず」に参加している方が結構いますね。

吉田 う~ん。ちょっと僕のほうで質問させて欲しいんですけど。

野村 はいはい。どうぞ

吉田 え~と、「アカシヤ会」と「あさがお会」の両方を主催という形で野村さんやってらっしゃるということですけど、あの、「あさがお」のほうに精神科医や臨床心理士、ソーシャルワーカーという専門家が同席して例会が開かれるということですが、どういう効果が生まれるのかな、って。入っていることと入ってないこととでは、運営する立場から見てどう考えていらっしゃるのかな?という点が僕としては興味があったんですけど。

野村 う~ん。おそらくですね。「あさがお」の場合はさっき言ったとおり、精神疾患の状態を現わすお子さんが結構いらっしゃいます。これはとっても乱暴な整理かもしれませんが、不登校の場合は中学までの場合は、親御さんが子どもが学校に行かない状態を受け入れるとグーっと良くなるんですよ。すると子どもも元気になって。で、高校受験もやってみよう、みたいな感じでね。本人も親御さんもそういう風に気持ちを切り替えていけると大概元気になっていくんですよ。極端に言えばおそらく多分8、9割は親御さんの気持ちの変化、そして「子ども」と「不登校」を否定しない、学校に行かなくても子どもは成長できるんだということを親御さんが納得すると大概の問題は解決します。子どもが結果的に元気になって、学校に戻る場合もあるし、戻らない場合もある。だから学校に戻るか、戻らないかは解決じゃないということをこの親の会の中で学んでいくことでほとんどの問題は解決しますね。

杉本 そこが成人期との違いですね。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

野村俊幸

Author:野村俊幸
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR