ひきこもり対談④:ひきこもりと不登校の違い

野村 そうです。それだけ「学校に行かなければならない」という思い込みや圧力が非常に不登校の問題の大きなネックになっている。だから逆にそこがクリアされると非常に解決していくんですよ。ところが高校以上になると・・・。

杉本 社会人としてどうする?という。

野村 そうです。このままだと就職できないよ、とかね。高校変わって別の所に移って次の進学を考えようだとか。大学の場合もそうですよね。即、次のことが問われるんですよ。この年齢は。それが二次障害という形で精神疾患の要因になったり、発達障害と言うけど、二次障害的に発達障害でよく見られるような状態、例えばコミュニケーションが上手く行かないとかの他の人への接触拒否などに関しては自分を守るためにそういう行動を取っている場合があるので一見発達障害に見られるようなこともあるんですよね。ですからその辺りの見極めなどはある程度専門家に入ってもらって、一緒に考えていったほうがより適切な支援が出来るだろうということで「あさがお」には専門家の方にも参加してもらっています。例会の話題でも発達障害とか精神疾患のような状態の子どもにどう関わるか、みたいなことがよく出ますので。今日のように医療ソーシャルワーカーが入ってくれて、そういう医療的な知識になるとコメントしてもらえるわけですね。
 そしてとても誤解のある表現になってしまうかもしれませんが、不登校段階でなまじ専門家が入りすぎると病気でもない者が病気になっちゃう可能性があるんですよ。だっていま起きている子どもの行動、例えば朝起きてこないとか、昼夜逆転しているとか、何か言ったらすぐ荒れるとかいうと、そこの部分だけを見たら病気みたいな状態に見えますよね?そして親御さんもどうしても病気という方向に気持ちが行っちゃう。だけどそうではないと思うよとか、「親御さんの理解と関わりが変わっていくことが先なんだよ」、みたいなことはむしろ当事者同士のほうが話しやすくて説得力がある。
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