ひきこもり対談⑦:ひきこもりと不登校の違い・その2

(体調不良等で掲載を中断していましたが。回復しましたので再開します)

野村 まあ、非常に比喩的な言い方をすると、「行かない」「しない」という選択肢でかなりの部分解決するのが不登校だとすればですね、ひきこもりの場合は常に「何かやらなければならない」という解決を求められるのがあるわけです。

杉本 う~ん。つまりある意味では不登校の子の場合は親御さんが変わればだいぶ元気になる。ひきこもりは僕もずいぶん乱暴なことを言いますけど、親御さんが一生懸命勉強して、知識を得てもそう動きがない可能性もあるから、親御さんもなかなか徒労感が大きい、支援者の人も徒労感がある、というようなものかもしれませんね。

野村 ですからひきこもりが長期化して、膠着状態にある親御さんもこの会にたくさん参加されていて、もう決して無理強いしても上手く行かないし、そもそも無理強いして何かさせれるものじゃないということは頭では分かっているわけですよ。頭で分かっているけども「でも、ずっとこのままでいいんだろうか?」ということが繰り返し繰り返し出てくるので、もう不安感から逃れられないんですよね。でも不登校の場合には言ってみれば期間限定ですから。小学校の場合、意外と親御さんは時間的にまだ余裕があるので受け入れやすいんですよ。「じゃ、ちょっとゆっくり考えてみようか」みたいな感じで。こういう会に来ていろんな話を聴くと「あ、そうなんだ」という風に。ところが中学生でしかも二年、三年と受験が前にぶら下がるとね。やっぱりそうはなかなか行かないんです。そこをクリアして、中学校を卒業して自由な身になれば楽になるんだみたいな風に思えればね。結構元気になりますよ。

吉田 なかなか、ひきこもりだとしっかり休んでその次にスッとすんなりと行けるというようにならないところに固有の難しさがあると思います。
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