2月のひきこもり家族交流会より

 2月9日の「あさがお」例会は、家族・当事者22名、サポーター4名の26名とたくさんの方が参加、今回も「新聞を見て」という初参加の方がおいでで、活動の広がりを実感しています。参加者が多いので、お一人おひとりがゆっくり話できるよう、今回はお子さんの年齢が概ね30歳以上とそれ以下の2グループに分かれて話し合いを行いました。
 当事者のお子さんの歩みは様々ですが、退職後14年間仕事に就くことができず、ひきこもり気味だった方が、若者サポステに相談に出向いたことをきっかけに、1か月前から遠方の牧場に体験就労に出かけているそうです。サポステのことは親御さんから本人に伝えましたが、是非とも行くように説得したわけではないそうですし、サポステもそのような情報は提供しましたが、そこに行くように説得したわけではありません。きっと本人の気持ちの中で「何か」」が動きはじめていて、それに親御さんの声掛けやサポステの情報提供がタイミングよくマッチしたのではないでしょうか。
 「こちらの仕組んだシナリオ通りに行くことはほとんどない」ことを自覚したうえで本人に声をかけるのと、「こうすればこうなるはず」というこちらの思惑がオーラのように発している状態で声をかけるのとでは、伝える内容は同じであっても、受け取り方は全然違うのではないでしょうか。
 不登校の場合も、親に「学校オーラ」が立ち込めている間は、子どもが心を開くことはまずありえないのと同様、こちらに「働いてほしいオーラ」が立ち込めていると、お子さんはかえって動き出しにくくなったり、とりあえず親の顔を立てて職安通いはしても、具体的な求職活動に結びつかない場合が多いように感じています。
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