ひきこもり対談⑬:「ひきこもりの解決=就労」か?

野村 だからひきこもり問題が起こる背景というのはもちろん学校制度の問題もあるけども、もっといろんな分野、雇用問題だとか、あるいは家族状況が変わってきているとか。他のいろんな問題が絡んできてますよね。だから正直言って解決は何か?というと「これ」という風に一本でスパッといえない。やっぱり悩みもね。様ざまだし。出口が見えないという感覚になっちゃうんですよね。

吉田 そうですね。何かここら辺の時代の変化については、ひきこもる青年たちの個性とか性格の傾向というのも時代と共に変わってくるでしょうし。彼らに何が必要なのかというのを考えていくと、最終的には「彼ら個々人に必要ななにか」ということにたどり着くのかもしれないですね。大変乱暴な言い方ですけども。ということをここ数ヶ月杉本さんと過ごしながら思いました。

野村 ところが、「働いていない」とか見えやすい部分からだけ見て、「それがひきこもりだ」と考えるから、ひきこもりの解決は就労だ、というように、出口もまたひとつになっちゃう。勿論働いて自分で食えるには越したことがないけれども。

杉本 若者サポート・ステーションに対する国の発想なんかはまさにそうですね。

野村 そうです。それが果たして本当か。それで解決する人もいるだろうが、そうでない解決もあるのではないか?という。


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