不登校「問題」はなぜ解決しないのか①:不登校の現状

  小中学生の不登校が3年連続して増加、平成27年度は合計126,099人で1.26%です。小学生は27,581人で0.42%、中学生は98,428人で2.83%と中学で急増し、中学生は35人に一人ですから1クラスに一人はいる計算になります。
  一方 、高校の不登校生徒数は49,591人で1.49%、高校中退者数は 49,001人で1.5%です。こちらは3年連続して減少しており、
先生方の努力はもちろん大きいでしょうが、高校の形が多様化し、以前に比べれば本人に合った、無理のない選択をできる余地が広がったことも一因と思います。
  なお、北海道の不登校小中学生 は4,639人で1.19%で、 小学生 949人で0.38%、中学生は 3,609人で2.71%と全国よりやや少ないですが、ほぼ全国並みです。高校の不登校生徒数 は935人で0.71%、高校中退者数は 2,588人で1.7%、不登校は全国平均より大幅に少ないですが、中退率は全国より高くなっていて、これは不登校を経る間もなく中退する生徒が多いと推測され、気になるところです。(データは文科省『平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について』より)
ザックリ言って、学校統計上の不登校小中高校生は全国で約17万6千人となりますが、私は実態はこれよりはるかに多いと考えています。なぜなら、 これは「年間30日以上、病気などの明確な理由がなく休む」という人数ですから、例えば保健室に登校するなどして30日以上欠席にならない子どもは不登校にはカウントされませんので、実質的に不登校状態の子どもや、さらには行き渋りながらも無理に登校している、いわば潜在的な不登校のお子さんは、さらに多いと思います。

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