登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会例会より:孫の不登校②

  振り返ってみれば、子どもが不登校になり始めた頃、両親ともに「なんとか学校へ行かせよう」と苦心し、無理強いした経験をお持ちかと思います。そうした無理強いが良い結果をもたらさないことに気づき、子どもの将来への不安を抱えながらも、「学校へ行かない」という選択を受け入れることができるようになります。
  でも、「見守る気持ち」は常に意識していないと、すぐに揺らいでしまいます。そんな微妙な親心に、祖父母の言葉は情け容赦なく響きます。時にはかわいい孫であるはずの子どもにも、非難とも説教ともつかない言葉が向けられます。
  そこには、「無理強いしても良い結果にはならないと気づいてほしい」親と、「甘やかしているのではないか。こんなことで、孫は社会に出てから大丈夫なのか」と心配する祖父母との価値観の違いが根深くあるようです。
  双方の価値観は「子どものためには譲れないもの」であり、お互いに歩み寄る余裕もない状況を作り出しているようです。孫に対して「育てる権利」を持たない祖父母は、孫を心配する気持ちや孫の将来への不安を言葉にしてぶつけるしか手立てがありません。こうした祖父母の方々は、孫に対し「親」と同じ立場の不安・心配を抱えているのだろうと思います。
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