函館アカシヤ会例会より:孫の不登校③

【わが子を支えようとする祖父母は大きな力に】
 一方では、祖父母の立場に徹する方々もいます。「孫を支えられるのはわが子夫婦」と割り切れる方々です。そして、「わが子夫婦を支えるのは親である自分たち祖父母の役目」と考えています。孫に関してはよけいな口出しはせず、わが子夫婦を支えるためにできるだけのことをしようと頑張っています。こうした方々の中には、祖父母でも黙ってみていられないほどに、わが子夫婦が苦悩している場合もあります。
 このようなことが、孫が「親」に支えてもらうためには、自分たち祖父母が「親」を支えなければならないと決心させているようです。そして、相談機関・講演会・勉強会等に参加され、祖父母として何ができるのかを知り、不登校をめぐる情報を得ようとする方も少なくはありません。
 こうしてみると、まるで正反対の祖父母の姿に見えますが、孫の今と将来を案じていることには変わりありません。でも、その気持ちの表し方ひとつで、「親」の心は傷つき揺れ動きもし、また癒されもします。「親」が何も悩まず苦しまず、ただ子どもがかわいそうというだけで不登校を受け入れているわけではありません。「なぜわが子が不登校になったのか」・「なぜいじめにあうのがわが子でなければならないのか」を考えなかった「親」はいないと思います。子どもにしても、「みんなが行ける学校に行けない自分」に苦悩しなかった「子」はいないと思います。 そうした「子」や「親」の辛さ・苦しさに心を寄り添わせる余裕が持てないほど、祖父母にとっても「孫が不登校」という現実はショックなのだと思います。そうはいっても、その動揺をわが子夫婦にぶつけて状況が良くなることはありません。「子」・「親」・「祖父母」それぞれの苦悩が深まるばかりです。
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