集中連載「わが子が不登校で教えてくれたこと」教育改革編①

 これまでの連載は、不登校についての適切な理解にふまえ、ソオーシャルワークの方法論に基づいて個別のケース支援を行うことの大切さを訴えてきました。私は同時に、不登校は「教育のあり方を問う」という視点を持つ必要があると考えています。
 つまり、不登校が高止まりのまま減少の兆しが見えず、実質的に不登校状態の子どもは統計をはるかに上回ると推定される現実は、これまでの文部科学省の「不登校対策」は見当違いであり、子どもや家庭の問題に還元することは間違いであることを証明しているのではないでしょうか。
 私は不登校を重大な「社会現象」と捉え、社会的・制度的な解決策を考える必要があると思いますが、その場合「不登校をどのように捉えるか」によって対応策は全く変わってきます。
 例えば、全国の小中高校生学生1500万人のうち「わずか17万人の学校にいけない、いかない困った子どもたちを何とかしなければならない」と考えるのか、「13万人もの大事なお客さんが逃げ出しているのは、提供しているサービスに何か問題があるのではないだろうか」と考えるのとでは、その後の対応が大きく違ってくることは明らかでしょう。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

野村俊幸

Author:野村俊幸
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR