「あさがお」5月・6月例会より③

 最近は、安定した仕事に就いた後、何らかの事情(病気や職場の人間関係、リストラなど)で仕事をやめたものの、再就職が思うようにいかず「ひきこもり」気味になり、親としてどのように対処したらよいだろうかというお話しが増えてきました。退職の事情は分かったし、今無理をさせられないことも頭では理解できても、「いつまでこの状態が続くのだろう」という不安や「働いて自分の食い扶持を稼いでこそ一人前と考えてしまう」という気持ちも、親としては無理からぬものがあります。
 ある親御さんは、「自分もそういう考えからずっと抜けることができなかったけど、子どもの苦しい状態をだんだん分かってきて、『親の願う子どもの姿』ではなく、『今ある子どもの姿』を受け入れ、この子にとって今はそれが必要な状態なんだと自分を納得させることから、子どものとの信頼関係が徐々に回復していった」という趣旨のお話しをされましたが、編集者自身、長女の登校拒否を理解することができず、長女を追い詰めてしまったという反省の日々を思い出した次第です(-_-;)
 当事者の方からは「病気や障害のために、働きたくても働けない事情があるかもしれない」「働く=会社勤め・お金を稼ぐ、ということだろうか?」という意見も出されました。確かに、現在の産業構造では大半が「働く=会社員」ということにならざるを得ませんので、発達障害に限らず何からのコミュニケーション上の課題や対人不安などを抱えた方にとっては、とても働きにくい状況になっていますので、もうちょっと広い社会参加の道筋を考えていく必要もあるように思いました。
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