発達障害の理解

 道南ひきこもり家族交流会「あさがお」では、例会の度に「発達障害」について話題にのぼることから、5月の例会に豊富な臨床経験をお持ちの高橋実花先生(発達障害者支援センター「あおいそら」相談員・小児科医)にアドバイザーとして出席いただき、貴重なお話をうかがいましたので、その一部をご紹介します
★ 発達障害は本人の努力不足でもなければ、親の育て方の問題でもないこと、脳の働き方に独特の特徴があるた めに、周囲からは理解されにくい発想や言動になりがちで、生活するうえで様々な支障をきたして本人が辛い状 態に追い込まれることを、私たちはまず理解することが必要です。
★ 特に、対人関係やコミュニケーションがうまくいかない場合が多いのですが、現在のようにサービス産業が中 心の経済社会では、それ以前の社会に比べ人と人の関係がより重視されるようになるために、発達障害の方が不 得意なことが、生活するうえでも仕事をするうえでも大きな「障害」につながっていきます。「発達障害が増え た」というのは、「発達障害が顕在化しやすい社会の枠組み」になってきたという面もあるわけですから、周囲 の理解や適切なサポートがあれば、障害と折り合いをつけながら社会生活を営むことは十分に可能であり、その ような支援が求められています。
★ しかし、周囲の人がそのような障害を理解できないと、自分の考え方や基準で相手にいろいろなことを求める ために、発達障害を持つ方は、それに応えることができないということで自信をなくし、ひきこもっていった 
 り、強いストレスから精神疾患のような状態に陥ることもあります。
★ それだけに周囲の理解が大切で、例えば発達障害の方には、抽象的な説明をしたり、感覚的・感情的な言葉で 説得してもうまくいかない場合が多いのですが、物事を理論的に考えることは得意ですので、そのような説明に心がけることで随分と相互理解ができるようになります。
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