「いじめから命を守る緊急集会」講演録の連載⑧

【想定される疑問・反問】その1
 さて、こう提案いたしますと、必ず次のような疑問や批判をいただくことになると思いますので、その代表的なものをレジメの2-(2)に紹介いたしました。
① 「辛いことに耐えるのも人生」「辛いことから逃げてはいけない」
 まずはこのような意見が出されると思います。「長い人生には辛いことがたくさんあり、そのたびにそこから逃げていては人間生きて行けない。大人になってからでは遅いので、子どものうちから困難から逃げないでそれに打ち克つ強さを持つように教育し、指導しなければいけない」という意見です。確かに、一般論としては、そのような心がまえも必要でしょう。
  しかし、「いじめ」は明らかな人権侵害です。また、「いじめ」の個々の行為の中には、暴行や恐喝といった犯罪にあたるものもありますし、物理的・肉体的に直接ダメージを与えなくても、無視や暴言、陰湿な嫌がらせなどは、取り返しのつかない精神的なダメージを与えます。
 最近はパワハラやセクハラが原因で精神疾患に追い込まれた人が労働災害の認定を受ける事例も出ていますので、「いじめ」が子どもに与える精神的ダメージの大きさを、私たち大人は、もっと深刻に考えるべきではないでしょうか。
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