【いじめから命を守る緊急集会】講演録の連載⑰

【教育関係者へのお願い】その2」
 さすがに、「不登校OK」ということは立場上からも明言できなかったようですが、町村信孝さんという、今回の自民党総裁選挙にも出馬したくらいですから立派な政治家なのでしょうが、だいぶ以前に彼が文部科学大臣のとき、「不登校は自由のはき違えから起こる」と発言してひんしゅくを買ったことに比べますと、平野大臣は「いじめ、あるいは学校の環境になじめず不登校になった方々であっても、生きる道は絶対にあるんろうと私は思ってますし、その障害をとりのぞいていくのが私たち大人の役割と思っています」とコメントしておりまして、はるかに子どもの立場に立っていると思います。
 確かに、いじめ・不登校の相談支援に関わる者としては物足りないことは否めませんが、日本の教育行政のトップの発言ですから、田中真紀子大臣にもしっかり引き継いでいただき、最低限このことにふまえ、「いじめ対策」に取り組んでいただきたいと思います。
 レジメでは次に「ソーシャルワークによる総合的な支援を」ということで、これは「いじめ問題」に限らず、子育てや教育の場面でも、ソーシャルワークとよばれております、社会福祉における相談支援活動における考え方や方法論がとても役に立つということをご紹介したくて載せているのですが、話始めたら長くなり、参加者の皆さんの質疑応答や意見交換の時間を取れなくなりますので、ここでは省略いたします。
 ひとつだけ申し上げたいのは、「いじめ」をはじめとする、子どもたちが抱える様々な問題を、学校だけで抱え込まないでいただきたい、ということです。「抱え込む」というより、「学校が抱え込まされすぎている」、別の言い方をすれば、私たちは学校にあまりに多くのものを期待し、求めすぎているのではないでしょうか。そのことがさらに学校を息苦しくさせているように思います。
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