登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会 1・2月例会報告③

 2月17日の例会は「小学生から中学生にかけての不登校の悩み」と、「高校進学やその後の不登校の悩み」という2グループに分かれて話し合いましたが、共通しているのは、既存の学校という「枠組み」に窮屈さを感じているお子さんが不登校になりがちということです。
 ですから、「学校に行けない」ということに付随する様々な症状を~今回は「親が子供を責めなくなったら家の中では落ち着いて暮らせるようになったが、外出できなくなっている」という悩みなどが出されました~「個人の病理現象」とだけ見るのではなく、「学校環境との相互作用」で考える必要があると思います。中学生で不登校が急増するのは、「学校生活の枠組み」が小学校に比べてとてもハードになることが大きな背景にあります。
  「外出できない」というのは親にとってはとても心配なことですが、「外出できなくなるほど、それまでの学校生活で体力・気力をすり減らしてきた」と受けとめ、安心して家に居て良いことを伝えてエネルギーが溜るのを待つことがまずは出発点で、先回りした働き掛けは逆効果になることが多いようです。
  また、高校中退のリスクは確かにありますが、「自傷行為が出た時点で早めに進路を変更し、通信制に通いながらアルバイトをして元気に暮らしている」というご家族の体験報告もあり、「できるだけ良い学校へ」という世間の固定観念から少し自由になることで、かえっていろんな可能性が拓けてくると思います。
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