不登校相談情報センター南北海道の相談状況について⑤

【相談から見えてくる課題】
不登校に至る経過も状況も様々ですので一括りにはできませんが、家族がぶつかる最初の大きな悩みは「どうしてわが子が?!」という疑問と戸惑いです。大概はどうしてよいか分からず、ともかく必死に学校に行かせようとしますが、それでお子さんの体調はますます悪化します。
 たくさんの要因が重なって不登校に至りますので、あれこれ詮索する前に「学校に行けないくらい辛い状態なのだ」とお子さんを受けとめ、まずはゆっくり休ませてあげることが出発点です。もちろん「いじめ」や体罰といった人権侵害が背後にある場合もありますので、お子さんの安全を守ることも大事です。
 第2の関門が「学校に行かないことで将来が閉ざされる」という不安と焦りで、特に高校受験が近い年代ほど深刻になります。しかし、高校卒業資格を得るルートはたくさんありますので、それらの情報をしっかり把握し「15の春に必ずどこかの高校に行かなければならい」という思い込みを捨てることで、ずいぶんと楽になります。
 つまり、「将来の安心」のために、「今必要としている安心」を犠牲にしないことが肝心です。
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