函館アカシヤ会「多様な学びの場の創造」部会について①

 先に第2回「多様な学び勉強会」のお知らせをしましたが、「登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会」がなぜ 「多様な学びの場の創造」部会についてを立ち上げたのか、説明させていただきます。その大きな目的は、日本の教育システムを変革するエネルギーを生み出すことです。
(1)「多様な学び保障法を実現する会」の誕生
20年間このような例会を積み重ねて参りましたが、不登校をめぐる悩みは基本的に変わっていません。これは当会に限らず全国どこで話をうかがっても同じですし、不登校は一向に減る気配を見せませんので、これは日本の教育システムをめぐる問題と深く結びついていると考えざるを得ません。ただ戦後できあがってきた教育システムを変えるということ自体、簡単なことではなく、時間をかけて国民的議論をしていく必要があります。
 しかし現状のままでは、現在の不登校あるいは登校拒否の児童・生徒は国連児童憲章や日本国憲法、そして子どもの権利条約に保障されている「教育を受ける権利」に照らした場合、なんらの保障もされていません。
 そういう子ども達のための居場所作り、あるいは学ぶ場の提供をしているのが各地域のフリースクールや独自の教育理念やスタイルをもつシュタイナー学校などです。しかしながら学校教育法に基づく教育機関ではないので、一切公的な財政支援はなく、いずれも苦しい運営を余儀なくされているのが実情です。
 そこで全国のフリースクール運営者や独自の教育スタイルの学校運営者、子どもを支援するさまざまな団体の代表者、著名な教育学者などが教育問題シンポジウムを通して協議を重ねた結果、2012年7月に「多様な学び保障法を実現する会」が結成されました。
 この保障法の骨子は、
○保護者は市町村に届けることで子どもが選択した「学びの場」を選ぶことができる。
○その「学びの場」は登録された学習機関であれば、自治体から学習支援金を受け取り、授業料に充てることができる。
 というものです。現在、実現する会では総会を開きながら保障法の内容をさらに検討しています。 
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