函館アカシヤ会「多様な学びの場の創造」部会のご紹介④

(2)教育システムを変更する議論も必要(続き) 
 今また新たな状況が付け加わっています。経済格差問題です。バブル崩壊後、顕著に国民の間の経済格差が広がり、それが子どもの貧困問題を生んでいます。日本は先進国のなかでも10位以内に入る子どもの貧困国です。経済格差はそのまま学力格差にもつながっています。家庭が貧困にある子どもは競争にも加われず希望のない子ども時代を過ごしています。かたや経済的環境に恵まれていても競争ストレスに疲れ果て、健全な精神的成長をできない子ども達も多くいます。
 いじめ問題、自殺問題、そして私たちアカシヤ会が20年に渡り活動してきている不登校問題は現在の競争的教育システムに対しての子どもの意見表明そのものです。そしてそれは悲痛な意見です。これをこのままに据え置いて多様な学びの場さえ増えればよいというわけにはいきません。
 教育の目的とはいったいなんでしょうか。そのことを私たちは深く考えたことはあるでしょうか。今までのように全て政府・官僚に「おまかせ」でよいのでしょうか。大切な子どもたちが明るく元気に育ち、その彼らが私たちの国あるいは世界の新たな歴史を創造することを考えたとき、私たち自身の今のあり方が未来の歴史につながっているのです。
 「多様な学びの場の創造」部会は、いろいろな立場の人に意見交換に参加してもらいながら、教育のあるべき姿を共に考え、そしてそれを日本社会に発信していく部会です。つまり国民的議論のうねりを沸かせていくための部会です。そこから教育変革のエネルギーを生み出していきます。
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