体罰の根絶を!①~学校の体罰は明確な違法行為①

 不登校や「ひきこもり」の体験をしたたくさんの方々のお話をうかがいますと、「いじめ」に遭ったという方がとても多いのですが、「体罰」を受けたり、自分は直接被害者にならなくても、そのような場面に居合わせたり目撃したことがとてもショックで、学校に行きたくない原因のひとつになったというお話をよくうかがます。
 わが家の子どもも、小学校低学年のとき同級生が先生に定規で叩かれるのが嫌で、その「ピシッ」という音が今でも耳に残っていると言っています。
 大阪桜宮高校のひどい事件で子どもが自ら命を絶ったり、女子柔道界でのとんでもない事件が明らかになって、これは世界のスポーツ界にも恥をさらすことになり、社会もだいぶ体罰の問題を本気になって考える風潮が出てきましたが、社会の隅々まで本音で体罰を根絶しようという意識にはなっていないと思います。体罰推進を主張するような会が堂々と活動しているのは論外としても、タテマエでは体罰はダメと言っても、心にどこかに「でも、時と場合によっては…」という意識が残っていないでしょうか?
 不登校や「ひきこもり」の相談支援を進めるうえでも、体罰は絶対にダメという意識を社会にもっと広めていくことが必要だと痛感しています。そんな気持ちを、これからしばらくブログで連載していきますので、お付き合いいただければ幸いです。まずは、ホンネから「体罰は間違っており、子育てや教育において悪影響しか及ぼさない」と考える必要があり、いじめもそうですが、場合によっては犯罪になるという事実をしっかり認識したいと思います。
 そこでまず、学校における体罰について検討しますが、そもそも明確に法律で禁止されています。学校教育法第11条では「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。」と明記しています。
 体罰は違法行為なのですから、「良い・悪い」とか「必要・不必要」などという議論自体が成り立ちません。違法なのですから、「八重の桜」風に言えば「ダメなものはダメ」なのです。
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