体罰の根絶を!④~体罰に係る処分の状況②

 この年間400名を超える処分者数をどう見るかも、また大きな問題です。処分事例自体がとても特殊な事例で、処分を受けた先生は「特別に問題のあるごく一部の困った人」と考えるのか、そうではないごく普通の、むしろ指導熱心な先生が、何かのきっかけでつい体罰に走ってしまった場合もあり、「どの先生もそのような遭遇することがありうる」と考えるのかで、危機管理に対する心構えが違ってきます。
 そもそもこの件数自体が、どこまで実態を把握したものなのかという疑問があるのです。体罰が大きな問題となり社会の関心を集めた昨年度、平成24年4月から平成25年1月までの体罰に関し文科省が緊急調査を行ったところ、10か月間840件(訓告等が236件、懲戒処分が604人)で過去最多、被害を受けた児童生徒は計1,890人となりました。
 過去10年平均の2倍、しかもより悪質な懲戒処分は4倍を超えているのです。これは、昨年急に増えたと考えるのは無理があり、今まで見過ごされてきた、あるいは隠蔽されてきた実態が、社会の関心の高まりにより、表面化したと考える方が自然だと思います。
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