「心の健康」連載①

 北海道精神保健協会の機関誌「心の健康」2013年第131号の特集『「ひきこもり」は今』に、「家族の立場から~家族会活動を通して学んだこと」~道南ひきこもり家族交流会「あさがお」事務局 野村俊幸(社会福祉士・精神保健福祉士)~を掲載させていたきましたので、しばらく連載いたします。

1 「道南ひきこもり家族交流会」発足の経過
 私は二人の娘が不登校になったことをきっかけに、登校拒否と教育を考える「函館アカシヤ会」(1993年発足)に参加し、たくさんのことを学ばせていただきました。始めのころは、小中学生のお子さんが不登校というご家族が大半でしたが、だんだん「高校に行かなくなった」「大学に進学したけど行けなくなって自宅に戻ってきて、そのまま家にいて外に出なくなった」というお話が増えてきて、とても気になっていました。
 不登校にもいろいろあって一概に言えませんが、中学校までは「無理に学校に行かなくても大丈夫」と親子共々思えるようになると元気になっていく場合が多いです。しかし、高校生以上の年代になると「中退するのは仕方ないけど、その後どうするのか」という問題が本人にも親にもより重くのしかかります。そのことで家族間の軋轢が深刻になったり、青年期に特有の心理的不安とも重なって様々な精神疾患のような症状を訴える事例も多くなってきました。また、社会全体としても、いわゆる「ひきこもり」が大きな問題として浮上し、医療機関や保健所などへの相談が増え始めました。
 そこで、このような分野に関わっていた精神科医や保健師、スクールカウンセラー、ソーシャルワーカーなどの専門職の方々と、お子さんの「ひきこもり」に悩むご家族が
集まって2003年に「道南ひきこもり家族交流会」を立ち上げ、途中から「あさがお」というニックネームで現在も活動を続けています。
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