「心の健康」②

2 「ひきこもり」をどのように理解したらよいのか?
  不登校に対する理解も未だ十分進んでいませんが、「ひきこもり」についてはそれ以上に世間からは冷たい眼で見られ、誤解や偏見も大きいために、本人も家族もとても苦しんでいますので、あらためて基本的な考え方を述べたいと思います。
 「ひきこもり」は、子どもや若者が社会生活の中でとても辛い体験をしたり、つまづいたり、人とのコミュニケーションが苦手で社会に参加することに強い不安を感じ、一時期外との関係を断ち切ることで自分を守ったり、必要な休息を取っている「プロセス」であり、病名や診断名ではなく、そのような状態像を指す用語です。
 ですから「ひきこもること」自体はとりたたて異常なことではないのですが、その状態が長引いて、そこから抜けることができなくなって本人が苦しみ、家族関係も悪化する場合も多いので、何らかの支援が必要になってきます。
 厚生労働省は、2010年5月に発表したガイドラインで『様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤を含む就労、家庭外での交遊)を回避して、原則的に6カ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形で外出してもよい)を指す現象概念』と規定しています。
 私は「6か月」という規定の根拠がよく分りませんし、「社会的参加」とは何なのか、「家庭内にとどまり続けている」といっても、そのことを家族も認め安定した家庭生活を過ごしているケースまで「ひきこもり」ということで問題視すべきなのか疑問がありますが、一応これが公式的な理解です。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

野村俊幸

Author:野村俊幸
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR