北海道精神保健協会機関誌「心の健康」連載⑧

4 活動から見えてくる課題
(3)家族交流会でよく出される悩みについて(その2)

② 子どもとコミュニケーションが取れない。どうしたいいだろうか?
【ヒント】「コミュニケーションを取ろう、取ろう」と肩に力が入っていると、かえってうまくいきません。「ひきこもり」体験者の方から「親は『コミュニケーション』と言うが、こちらにとっては『説得や指示』にしか聞こえない」というお話をよくうかがいます。「相手に働きかける」ような話し方がむしろコミュニケーションを阻害しているように思います

③ 強いこだわりなど気になる行動が目立つ。どうしらよいだろうか?
【ヒント】こちらには「無意味」に見えても、本人にとっては「そうせざるを得ない」意味のあることですから、説得してやめさせようとしたり禁止したりすると、本人はさらに苦しさを募らせ、行動がエスカレートする場合があります。その行動が家族の生活にとって著しい困難を引き起こす場合はその「事実」だけを告げ、協力をお願いするいうスタンスが良いと思います。例えば、長時間風呂場を占領し家族が使えなくて困ったときには、「これから出かけなければならないので、ちょっとだけ先に使わせてもらえないだろうか」と伝えてはいかがでしょうか。もちろん、その外出が「口実」ではなく「事実」でないといけませんが。
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