「はこだて子ども白書」シンポジウム報告⑭

【「道南ひきこもろ家族交流会」発足の経過】その3
 つまり、「不登校がひきこもりの原因になった」というよりは、むしろ「しっかり不登校しなかった」というか、安心して不登校できなかった、させてもらえなかったために「ひきこもり」に追い込まれたのではないか」と考えるようになりました。
 これは考えて見れば誠に自然な話で、例えて言えば、うつ病の患者さんを励まして早く職場復帰させたはいいが、再発してさらに病状が重くなり、結局は退職してしまったという状況に似ていると思うのです。
 不登校やひきこもりのお子さんが全てうつ病とはかぎりませんが、とても心が疲れた状態、辛い状態になっていて、大なり小なり抑うつ的な気持ちになっている場合が大半ですから、そんなとき、つまり休むべきときに十分休むことができず、エネルギーが溜まりきらないうちに無理に学校や社会に引っ張り出しても、気力も体力も続かず、今度は普通に生活するために必要な、いわば基礎的なエネルギーまで取り崩して、動けない状態になってしまったのだと思います。

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