子どものことは子どもに聴こう!(「カナリアたちの警鐘」紹介⑫)

 不登校について当事者の子どもたち自身がどのように考えているの知ることなしに適切に関わることはできまん。そこで、第6章「3 子どもののことは子どもに聴こう!」では、2009年8月、全国のフリースクールやフリースペース、ホームエデュケーションを利用する子どもや若者が東京で交流合宿を開催して作成した「不登校の子どもの権利宣言」を詳しく紹介しました。
 これは、フリースクール「東京シューレ」に通う子どもたちが、ユニセフの活動や「子どもの権利条約」を紹介する施設を見学した際、「君たちは幸せだ。ご飯を食べられ、学校に行けて戦争にも駆り出されない」と言われたことに対し、自分たちは本当に幸せなのか、学校が合わなくて苦しんだ自分たちはどうしたらいいか、「甘えている」「わがまま」といった言葉にどうこたえればいいのか…。自分たちを見つめ直そうと「子どもの権利条約」について勉強し、話し合いを重ね発表したものです。その「前文」を見てみましょう。
前文
 私たち子どもはひとりひとりが個性を持った人間です。しかし、不登校をしている私たちの多くが、学校に行くことが当たり前という社会の価値観の中で、私たちの悩みや思いを、十分に理解できない人たちから心無い言葉を言われ、傷つけられることを経験しています。
 不登校の私たちの権利を伝えるため、すべてのおとなたちに向けて私たちは声をあげます。
 おとなたち、特に保護者や教師は、子どもの声に耳を傾け、私たちの考え方や個々の価値観と、子どもの最善の利益を尊重してください。そして共に生きやすい社会をつくっていきませんか。
 多くの不登校の子どもや、苦しみながら学校に行き続けている子どもが、一人でも自分に合った生き方や学び方を選べる世の中になるように、今日この大会で、次のことを宣言します。
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