道南ひきこもり家族交流会の3月例会より②

 学齢期の不登校体験が長く、卒業後も社会に出ることができず、そのまま家だけが生活の場になっている場合は、体験の幅が狭い分、動き出す手がかりを見つけにくいという現実がありますが、これを本人の努力不足と責めても話は前に進みません。
 今回の参加者にも「家のことはいろいろやる」という方も結構おられますので、「学校に行ってないのだから、働いてないのだから、そのくらいは当然」という気持ちではなく、それが家族の助けになっているのであれば、まずそのことを言葉に出して感謝し、「誰かに役立っている」ことを本人が少しでも感じることができるような関わりが大切だと思います。
 また、ずっと不登校状態が続く中でも高認試験を取ったお子さんがいます。本人は「大学に行きたい」という気持ちがあるようですが、親御さんにしてみると受験のハードルも高く、将来のことを考えると専門学校で実務を身に付けた方がいいのではと考えています。しかしここは、実現するかどうかはともかく本人の気持ちを尊重して、一緒に考え必要な情報を入手することから始めた方がよいのではないでしょうか。動き出す手がかりは、あくまで本人の中にありますので。
*「カナリアたちの警鐘~不登校・ひきこもり・いじめ・体罰ヘはどにように対処したらよいか」
 (文芸社セレクション・文庫版、700円+税)を発刊しました。
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