多様な学び⑦:フリースクールの厳しい実情

 函館でも2013年4月から「函館圏フリースクール すまいる」が一軒家を借りてオープンしました。ここには、不登校の子どもが遊びに来て自由に過ごせるフリースペースがあり、10名以上の小中学生が利用登録しています。利用者の希望があれば、通信制高校のレポート作成や高卒認定などの高校卒業資格取得のための学習支援にも対応しますし、お宅にうかがい、メンタルフレンドとして楽しく話をしたり遊んだりする活動にも取り組んでいます。
 しかし、これらの団体は、教育制度上は何の位置づけもない任意組織なので、公的助成はほとんどありません。行政からの補助金などを受けている団体もごく一部にありますが、恒常的・安定的に給付が保障されているわけではありません。
 ですから、これらの団体は収入の大半を利用者が支払う利用料に頼らざるを得ません。利用料は団体によってまちまちですが、子どもたちがいつでも集まれる場所を提供するとなると、常時スタッフも配置しなければならず、子どもひとり当たり月3~4万円になるようです。この収入も安定して確保できるとは限りませんので、全国どこのフリースクールも財政的に厳しい運営を強いられています。
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