「あさがお」例会④:当事者に声や体験

 ひきこもり体験者の集い「樹陽のたより」の11月、12月とも例会参加者は10名で、2014年一年間ののべ参加者は96名(11回開催で1回平均約9名)にのぼり、ひきこもりを体験した方々の貴重な交流の場になっています。
 いろんな悩みや困りごとを率直に出し合うほか、うれしい話題で励まされることも多々あります。
 樹陽スタート時からのメンバーで、不安障害などもあって20年くらい就職ができなかった方が、近くの工務店でアルバイトを始めました。町内会行事のボランティアに参加した際、一生懸命な仕事ぶりが社長さんの目にとまり、声をかけていただいたそうです。
 サポステも開設当初から積極的に利用していたのですが、「39歳まで」という年齢制限に達して利用できなくなり、「樹陽」にも足が遠のいていましたのでメンバーは気にしていました。それだけに、参加者一同とても元気をもらいました!(^^)!
 ご本人は、同居する難病のお父さんの介護や、お母さんの負担軽減のために家事も長いこと手伝ってきました。傍から見れば、そして厚生労働省の「定義」からすれば、確かに「ひきこもり」ということになるでしょうが、彼がいなければヘルパーさんなどを頼み、その分社会的な経費もかかることになります。それを彼が肩代わりしてきたとも言えますので、社会的な役割を担ってきたのではないでしょうか。
 男女を問わず、「家事労働」という立派な役割を社会的に認めることも大切であり、「自立=就労」という狭い枠組みにとらわれず、ひきこもりの支援を考える必要があるように思いました。
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