「不登校・ひきこもりを考える講演会」②:ソーシャルワークとは

(しばらく中断しましが、いわき市での講演会の連載を再開します)
 そこで、レジメの冒頭にソーシャルワーカー倫理綱領による「ソーシャルワークの定義」という項目を載せています。
 ソーシャルワークというのは、生活についていろいろ困っている人を助ける仕事というように一般には理解されていて、それはそれで間違いはないのですが、それだけですと、そうでない人には関係のない分野の話になってしまいます。
 しかし、この定義をご覧になればお分かりいただけますように、それだけとどまらず「人間の福利の増進(well being)」とか「社会の変革」、「人々のエンパワーメントと解放を促す」というように、人間が人間としてよりよく生きるための活動なわけです。
 そして、その方法論の一番の特徴は「人びとがその環境と相互に影響しあう接点に介入する」とありますように、今起きている問題を単に個人の病理、個人の抱える問題とだけ捉えるのではなく、その人とその人を取り巻く環境との相互作用の中で起きている問題であると考えますので、環境の改善も含めて総合的に問題の解決を図ろうとします。
 また、「人権と社会正義の尊重をその拠り所とする」と宣言していますが、これだけですとあまりに抽象的ですので、わが家の体験と、不登校やひきこもりの相談支援活動などの現実にふまえ、ソーシャルワークの考え方や方法論が、もっと広く、子育てや教育など生活全般でもとても役に立つというお話をしたいと思います。
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