いわき市講演会㉖:二次障害を引き起こさない慎重な関わりが必要

 ただ、私は厚生労働省の規定には疑問があり、6か月という期間の根拠が何なのかよくわかりませんし、「家庭内にとどまり続けている」と言っても、そのことを家族も受け入れて安定した家庭生活を過ごしているケースまで「ひきこもりだ」と言って目くじら立てて問題視する必要はないと思うのですが、一応これが公式的な理解です。
 また、ひきこもっている人には、精神疾患のような症状を訴える方が結構多くて、例えば、強い対人不安や強迫症状、拒食・過食といった摂食障害、リストカットなどの自傷行為やオーバードーズ、さらには家庭内暴力といった深刻な事例も少なくありません。
 しかし、これらの多くは、ひきこもりに対する周囲の理解不足と不適切な関わりによって引き起こされる「二次障害」と思われる例がたくさんありますので、やはり精神保健福祉からのしっかりとした支援のアプローチも必要になってきます。

著書 『カナリアたちの警鐘~不登校・ひきこもり・いじめ・体罰ヘはどにように対処したらよいか』
  文芸社セレクション・文庫版、700円+税 書店注文または送料著者負担により送付可 
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