いわき市講演会㊼:「親の会」の大きな役割

 そして、決してお子さんを否定しない、責めないことです。子どもが成長するには、一人ひとりいろんな道をくぐる訳ですが、「人生に無駄な体験はひとつもない」とよく言われます。たまたま自分の子どもにとっては、不登校やひきこもりが、そのために必要なプロセスだと受けとめることが、前向きな対応につながると思います。
 そうは言いましても、これを一人で、ご家族だけでやりきるのは、とても大変で難しいことだと思います。社会福祉や保健医療の分野では、近年特にこの「自助(当時者)グループ」と言わる分野の活動が重視されていますので、是非この「たけのこの会」のような当事者の集まりに参加し、ご利用いただきたいと思います。
 このような会では当事者同士のオシャベリが基本で、これがとても大きな力を発揮します。会に参加すると、自分と同じような悩みを持つ人がいることをが分かります。すると、「自分だけではない」ということで少し安心できて、それなら自分の話も分かってもらえるのではないかと感じ、安心して話ができます。話をするとても心が軽くなり、だんだんと自分の気持ちが整理されていきます。そして、いろんな人の体験談を通して自分自身を振り返ることもできるようになりますし、子どもが動き出した体験談や、子どもとどう接したかという具体的な経験を聞くことで、煮詰まった気持が解きほぐされ、子どもとゆとりを持って関われるようになっていきます。
 このように心の内にある不安や悩みを言葉にして吐き出し、表現することで、その苦痛が軽くなり安心感を持つことを「カタルシス効果」と言いますが、まさに「心が浄化される」わけです。
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