不登校の親が越えなければならない5つの関門③

  親御さんや、そして先生方からも「不登校の理由を聞いても、言ってくれないから困る」というお話が必ず出ますが、それは「話したくても話せない」、本人も「うまく説明できない」のが現実だと思います。
  わが家の場合、長女と次女の中学校ではいじめが大きなきっかけでしたが、次女の小学校での不登校はよく分らないのです。
  これもやはり本を書くときですから、次女が20歳くらいのころですが、彼女は「自分はいつも周りから明るく元気でいいねと言われていたので、明るく元気でいなくちゃいけなんだと思って、頑張りすぎたんじゃないだろうか」と話していましたので、当時は自分でもよく説明がつかなかったんですね。
  そもそも「私はかくかくしかじかの理由で学校に行くのがいやになったので不登校します」と説明できるくらいなら、どうでしょう?不登校になるでしょうか?
  不登校の子どもが、最初に腹痛や頭痛などの身体症状を訴えるのは、ことばでは説明できないので「これ以上無理して学校に行ったら自分がダメになる」と、身体が信号を出して自分を守っている状態です。
  ですから、このような状態について批判や注釈を加えないで、まして叱りつけて無理に連れて行くなんてことは絶対にやめて、まずそのまま丸ごと受けとめることから出発する必要があるわけです。
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