不登校の親が越えなければならない5つの関門⑭

わが家の体験なのですが、長女は有朋高校の前半は、週1回のスクーリングも辛かったり、レポートも遅れたりと、いつ学校を止めてもおかしくない状態でしたが、止めても死ぬわけではありませんし、そうなればなったでそのとき考えようと、私は腹を括っていましたので、彼女が卒業した後に、どうして卒業までがんばることができたのか聞いてみましたら、彼女から返ってきた答えは、全く予想外のもので、それは職業安定所で求人活動をしたときの体験だと言うわけです。
長女の生活もだいぶ落ちついてきたころ、アルバイトをしたいと言い出したので、私は一緒に職業安定所にでかけて窓口の担当者に事情を説明して、求職手続きの仕方を教えてもらい、「この子がまた相談にきたときは、よろしくお願いします」とお願いして、その後、彼女は一人で電車に乗って、何度も職安に通いました。
  長女の話では、職安ではボードに張り出された求人カードを見て、気に入った仕事を探すのですが、ほとんどの求人カードに採用条件が「高校卒業以上」と記載されていたそうで、彼女はこれを見て「高校は卒業しておこう」と考えたと言うのです。
  親がいくら「高校くらい出なければだめだ」と説教しても無理だったと思います。
本人が自分で見て、考えて、判断して、納得したから、やりとげることができたのだと思いますが、このことをこの原則で考えますと、彼女と一緒に職安に行って、求職手続きの仕方を教えることまでは、自己決定を促すために妥当で必要な援助です。
  しかし、その後どうするか、それはまさに本人の自己決定でありまして、援助する人が本人に代わって、この仕事がいいとか、これは駄目だと言うのは間違いなわけですが、親はどうしてもそうやってしまいがちです。
 そこのところをじっと我慢して、相談されたら一緒に考え、必要な情報は提供するけれど、決めるのは本人だとうことを、肝に銘じることが大切です。
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