道南ひきこもり家族交流会「あさがお」会報より:小樽家族交流会前世話人・鈴木さんレポート①:

【5月・6月例会の報告】
5月14日の例会は参加者19名で3グループに分れ、じっくり語り合いました。初参加の方2名は同じグループに入っていただき、悩みや疑問などたくさんお話しいただきました。すぐに解決策が見つかるわけではありませんが、体験者のお話なども参考にしていただけたと思います。
 6月11日の「あさがお」例会は24名が参加、顧問の精神科医・三上廣昭先生(函館渡辺病院理事長)も参加されましたので、グループに分れないで、精神科治療や発達障害などについて日ごろ悩んでいることや分からないことを出し合い、三上先生にコメントいただきながら全員で情報や体験を共有しました。

【函館で…小樽不登校・ひきこもり家族交流会前世話人 鈴木佑子さん】
昨年8月から七飯に住むようになり、「登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会」とこちらの「あさがお」「樹陽のたより」に参加させてもらうようになった。
 15年近く熱心で活発な活動を続けてきた実績が、会に参加して感じられる。複数の専門分野の方々、実務の人達、縁の下から支える形の人など多数の人達が関わって会が成り立っている。その多様さが、参加してくる困った親たちに、狭くなりがちな視点を少しずつ広げ、開かせていく働きを持っているように思う。人は困り果てると視野が狭くなり、いつのまにか母と子だけが世の中から隔絶され、疎外された気持ちになってしまう。家庭内や身内内でさえ、母は孤立感を覚え「孤軍奮闘」という言葉が当てはまる時期があるものだ。

前川前文科次官に注目:朝日新聞「声」当初より

 前川前文科次官の国会参考人招致が実現しそうで、注目したいと思います。6月26日の朝日新聞「声」に次のような投書が掲載され、共感しましたので紹介します。官邸VS官僚の権限争いのバトルと表面的に見てはいけないと思いました。
【前川前次官、学ぶ権利への信念 夜間中学教員 次田哲治(京都府 66)】
 加計(かけ)学園の獣医学部新設問題で5月、「総理のご意向」などと書かれた文書の存在を会見で証言した前川喜平・前文部科学事務次官。菅義偉官房長官が「地位に恋々としがみついていた」と非難した瞬間、私はうそだと直感した。
 昨年12月、東京であった「全国夜間中学ログイン前の続き校研究大会」に参加した前川さんの話を聴いたからだ。夜間中学は色々な事情で学ぶ機会を十分に得られなかった人が通う場。夜間中学教員や生徒らの小さな集まりに現職次官が出席するのは異例だった。
 そこでの「特別報告」に感動した。学びの機会を逸した人たちがいることに「文部科学省の責任」「申し訳ない」と言った。不登校の子、居所不明の子、無国籍で学校へ行けなかった人、引き揚げ者、在日コリアン……。学ぶ権利に国籍は問わないとも言い切る。「不法滞在であっても、その子どもたちには学ぶ権利はございます」。ここまで言える文科官僚がいるのだと会場全体が一瞬静まり返った。
 夜間中学は今、8都府県にわずか31校。前川さんは次官在任中、福島県の自主夜間中学などを講演して回り、その後もボランティアとして福島へ。あの記者会見はさすがだと思った。

田中康夫さん特別講演会、今日から受付開始!

【田中康雄さん特別講演会】
□日時:平成29年9月10日(日)13時30分~15時(受付13時から)
□会場:函館大学(函館市高丘町51-1)
□特別講演「里子の育ちを支援するためにできること~里子の心に思いを馳せる」
□講師:田中康雄さん(こころとそだちのクリニックむすびめ院長)
□主催:函館地区里親会、参加費無料
□申込み・問合せ先(申込み期間:7月3日~7月21日)
  ・函館児童相談所 ☎0138-74-4152 FAX0138-32-6159    
  ・里親会(事務局:田中)☎090-2697-8479

野村俊幸 tnomura@sea.ncv.ne.jp
携帯:090-6261-6984 FAX:0138-57-3041
*ブログ http://tnomura0310.blog118.fc2.com 
*登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会 http://akashiyakai.phpapps:jp/
*道南ひきこもり家族交流会「あさがお」 http://asagao.phpapps:jp/
『カナナリアたちの警鐘~不登校・ひきこもり・いじめ・体罰ヘはどにように対処したらよいか』
  文芸社セレクション・文庫版、700円+税 書店注文または送料著者負担により送付可 

7月の不登校・ひきこもり関連行事のお知らせ

【 2017年7月の不登校・ひきこもり関連行事のご案内】
◆「ふぉろーず」勉強会 <1月・5月を除く毎月第1日曜日に開催>
 □思春期以降に自閉症スペクトラム障害(高機能自閉症・アスペルガー障害・その他の広汎性発達障害)の
  診断を受けた方及びその可能性のある方の家族による勉強会
 □日時:7月2日(日)13時30分~15時30分
 □函館市総合福祉センター「あいよる」3階第2会議室(若松町33-6)
 □参加費:無料    □連絡先:野村(090-6261-6984)

◆ひきこもり当事者の集い「樹陽のたより」例会 <毎月第2日曜日に開催>
 □日時:7月9日(日)11時~13時、函館市総合保健センター2階第2健康指導室階(五稜郭町23-1)
 □参加費:無料    □連絡先:野村(090-6261-6984)
 
◆道南ひきこもり家族交流会「あさがお」例会 <毎月第2日曜日に開催>
 □日時:7月9日(日)14時~16時 
 □場所:函館市総合保健センター2階会議室(五稜郭町23-1) □資料代:200円(会員は無料)
 □連絡先:野村(090-6261-6984)

◆登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会 <毎月第3日曜日に開催>
□日時:7月16日(日)13時30分~16時  
□場所:函館市総合福祉センター「あいよる」4階会議室(若松町33-6)
□資料代:200円(会員は無料)     □連絡先:野村(090-6261-6984)

◆「昴の会」~不登校をともに考える会
 □日時:7月23日(日)14時~16時 (希望者に16時から社会福祉士との個別相談も可)  
 □場所:北斗市七重浜住民センター「れいんぼ~」3階研修室(いさりび鉄道七重浜駅に隣接)
 □資料代:300円(会員は無料)     □連絡先:内藤(090-4879-4142)   

◆函館圏フリースクール すまいる http://hakodate-smile.jimdo.com/
 □フリースペース(小中高校年代の子どもの居場所)、学習支援(メンタルフレンド、基礎学習、
  総合学習、高卒認定取得等、学年・年齢を問わず一人ひとりのニーズに応じて対応、訪問も可)、
  「すまいる笑会」(概ね16~35歳の若者のフリースペース)を実施、詳しくはすまいる事務所
  (月~木曜10時~15時、函館市大手町9-13、?070-4156-3195)へお問い合わせください。
 □家族・関係者を対象にした個別面接相談は毎週月曜日13時~15時に実施します(要予約)。
 □代表:庄司メール akashi.shoji@gmail.com  相談担当:野村(090-6261-6984)

不登校・ひきこもり政策をめぐる函館市議会の議論

  去る6月13日の函館市議会一般質問で荒木明美議員(無所属)が、不登校・ひきこもり施策について質問しました。
  この中で同議員は「義務教育は児童生徒が学校に通う義務という意味ではなく、憲法26条の教育を受ける権利を保障するために、国・社会が子どもたちに学ぶ場を用意することを義務付けたという意味ではないか」と質し、教育委員会もこれを認めました。
  そして、教育機会確保法の意義にふまえ、「子どもの休養の必要性」や「学校以外の多様な学びの場」が重要であり、そのためにも「民間団体との連携」といった法律でうたう事項について、学校関係者にしっかり理解してもらうことが必要であると指摘し、
教育委員会もそのことを認め、研修や各種会議等を通じて周知していく旨の回答を得ました。
  また、ひきこもり支援については、市としての事態調査はしていないが、内閣府調査の推計値をもとにすれば900人くらいがそれに該当すると推測される回答、対策については各所管部局で個々の相談に対応しており、総合的な相談体制ができていないこと、「子ども・若者育成支援推進法」の所管部局が定まっていないという現状が浮き彫りになり、今後の行政課題を明らかにできたと思います。
  そのために具体な施策についてはこれからの課題ですが、学校復帰一辺倒の施策を変えていく大きな手掛かりになる議会のやりとりだったと考えています。もちろん、行政が長く慣れ親しんだやり方を自発的に改革するのは大変なことですから、
当事者・関係者が声を上げ続け、具体的な提言をしていくことはさらに重要になると思います。
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野村俊幸

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